今回紹介するのは世界中のカワイイを集めて石にしたらこんな風になりましたという感じのモルガナイトです。

見ているだけでほんわかした気分に慣れるモルガナイト。

 

それではモルガナイトのカワイイ世界を見に行きましょう。

モルガナイトとはどんな宝石か?

モルガナイト
硬度 7,5~8
淡ピンク色、淡オレンジ色
誕生石 3月
石言葉  清純、優美、愛情

モルガナイトに名前がついたのはつい最近のことで

それまではピンクアクアマリンやピンクベリルと呼ばれていました。

 

モルガナイトという名前をつけたのは

アメリカの鉱物学者で後年ではティファニー社の副社長も務めたジョージ・フレデリック・クンツです。

 

彼と親交のあった投資家であり宝石コレクターとしても有名だった

ジョン・ピアポント・モルガン氏の名前からモルガナイトと名づけました。

 

実はこの当時のクンツには

すでに自分の名前をつけた宝石「クンツァイト」があったためモルガン氏の名前を使ったとか。

 

ちなみに和名でも「モルガン石」と言います。

モルガナイトは鉱物的にはアクアマリンやエメラルドと同じベリル(緑柱石)のグループです。

モルガナイトの中でも透明度の高いものはジュエリーなどに加工されています。

モルガナイトの価値とは?

モルガナイトの最大の魅力はやはり可愛らしいベビーピンク色と透明度にあります。

もちろん上の条件を満たしたうえで大粒であれば最高級品ということです。

 

現在モルガナイトの中でも最高級品質のものが多く採掘されるのはマダガスカルです。

ところで現在市場に出回っているほとんどのモルガナイトには加熱処理が施されています。

 

これはモルガナイトの特徴でもあるピンク色をよりクリアに発色させるためですが、

コレクターの中には加熱処理をしていないオレンジ色系のモルガナイトを好んで集める人もいるようです。

モルガナイトのパワー

モルガナイトにはその色が示すように愛情にまつわる力があるとされています。

愛情を高めることで結婚運や円満な家庭を築くサポートをするとされることから、婚活時や結婚のお祝いなどに贈るといいでしょう。

モルガナイトの手入れや保管方法

モルガナイトは紫外線に当たり続けると退色する恐れがあります。

日常的な外出などは問題ありませんが保管する際には紫外線が当たらないようにします。

 

硬度は十分ありますので紫外線に気をつけるほかは

通常通りのお手入れ(使用後は汚れを拭き取るなど)をすればいいでしょう。

モルガナイトの相場

モルガナイトはカラー・透明度・大きさ・加熱処理の有無などで大変価格に幅があります。

宝石であれば1ct50,000円前後、パワーストーンであれば8mm玉一粒で2,000円前後が相場です。

 

「宝石買取の世界・モルガナイト」のまとめ

いかがでしたか?

なんとも可愛らしいピンク色をまとっているモルガナイト。

 

乙女心をくすぐられませんか?

まだまだ宝石界では新人さんですので応援してあげましょう。

 

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