ブラッドストーンは名前に「ブラッド・血」をいただくだけあって血のような深い赤色が不思議な模様を作り出している石です。

 

和名では「血石(けっせき)」と言いますが、その他にも血星石、血玉石、血玉髄などとも呼ばれとにかく血推しな石です。

それではブラッドストーンを見ていきましょう。

ブラッドストーンとはどんな宝石か?

ブラッドストーン
硬度 7
濃い緑色の地に赤色の斑模様
誕生石 3月
石言葉  勇気、救済、血流、子宝

ブラッドストーンの由来はギリシア語の「ヘリオス(太陽)」と「トロポス(向く)」です。

 

またブラッドストーンは「ヘリオトロープ」とも呼ばれていますが

これはかつてエジプトのヘリオポリス近郊で多く産出されたことによります。

 

鉱物的にはカルセドニー(玉髄)の中で赤いまだら模様があるものがブラッドストーンと呼ばれます。

赤い斑模様は含まれている酸化鉄やジャスパーなどの作用であり、量の多少によって色味や模様が違うところが魅力です。

ブラッドストーンの歴史

ブラッドストーンには有名な逸話が残されています。

 

イエス・キリストがゴルゴダの丘で磔によって処刑されたことは歴史上あまりにも有名ですが

その十字架の足元にあった石にイエス・キリストの血が染み込んでブラッドストーンが生まれた、というものです。

 

真偽のほどは確かめようもありませんが

はるか昔から強力な魔除けの石や兵士たちの守護石として、大切にされてきたブラッドストーンには

とてもふさわしいお話だと思いませんか?

ブラッドストーンの価値とは?

ブラッドストーンは血に関する名前が多くついていることからもわかるように、体内の血流に影響がある石とされています。

血流が滞るのは万病のもとですし、血流が良くなることで精神的にも落ち着き集中力などが高まる力もあるとされています。

 

集中力の向上は仕事の効率化にもつながるということで男性に人気が高い石のひとつです。

また妊娠や出産にもいい影響があるとされていて、子宝に恵まれるようにという妊娠祈願のお守りや安産のお守りとして女性にも人気があります。

ブラッドストーンの手入れや保管方法

紫外線や水にも強いので特別なお手入れは必要はありません。
使用後に乾いた布で汚れを拭き取って保管するようにしましょう。

ブラッドストーンの相場

ブラッドストーンは手に入れやすい価格帯のものが多い石です。
8mmサイズで1玉150円ほどが主流です。

「宝石買取の世界・ブラッドストーン」のまとめ

いかがでしたか?

ブラッドストーンを紹介しましたが、これほど血に関わる名前を持つ石は他にはないのではないでしょうか。

 

血のような赤色は確かに妖しくて美しくて人をひきつける色ですし

このストレス社会、血行不良には皆さんお悩みですからブラッドストーンをお守りとして身につけるといいかもしれませんね。

 

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