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  • カーネリアン買取相場・価値・意味について

    見ているだけでも力がみなぎってくるような鮮やかな赤色のカーネリアン。

    赤い色の宝石やパワーストーンは数多くありますが、力を呼び起こしてくれるような

    情熱的な赤色がカーネリアンの魅力といえるでしょう。

     

    歴史上ではあのフランス皇帝ナポレオン1世が

    カーネリアンで作られた印章を愛用していたことでも有名です。

     

    情熱的な生涯を送ったナポレオンが選んだ

    情熱的な赤い石・カーネリアンとはどのような宝石なのでしょうか?

    それでは見ていきましょう。

    カーネリアンとはどんな宝石か?

    カーネリアン
    硬度 6,5~7
    赤色、褐色、オレンジ色
    誕生石 7月
    石言葉  勇気、力強さ、喜び

    カーネリアンの由来はラテン語の「肉」です。

    確かに美味しそうな肉色とも言えますね。

     

    和名では「紅玉髄(べにぎょくずい)」と呼ばれています。

    カーネリアンの特徴である赤い色は内部に含まれている鉄分によるものですが

     

    産出時には赤い色味はそれほど強くありません。

    一般的には加熱処理を施すことで赤い色の発色が鮮やかになります。

    カーネリアンの仲間

    カーネリアン(紅玉髄)はカルセドニー(玉髄)の一種です。

    カルセドニーにはカーネリアンの他に次のようなものがあります。

     

    1、網目模様があるもの=アゲート(瑪瑙・めのう)
    2、黄色味がかった緑色のもの=クリソプレーズ
    3、淡青色のもの=ブルーカルセドニー
    4、強い褐色のもの=サード

     

    また特にアゲートの中でも赤い色のものは

    サードオニキス(赤縞瑪瑙)として人気があります。

     

    同様の鉱物でも色や縞模様の有無によってそれぞれ名前が違うのですね。

    カーネリアンの歴史

    カーネリアンは古くから身を護る護符として大切にされてきました。

    古の戦士は戦場に行く時にカーネリアンを身に着けていたそうです。

     

    また古代エジプトでは「幸運を呼ぶ石」とされていました。

    そしてカーネリアンを語る上で必ず出てくるのがフランス皇帝ナポレオン1世の名前です。

     

    ナポレオン1世は宝石好きとしても有名で数々の宝石をコレクションしていましたが

    中でもカーネリアンで作った八角形の印章を大事にしていたそうです。

     

    当時のカーネリアンは「指導者が持つべき石」として好まれていたそうで

    ナポレオン1世もカーネリアンで作った印章を生涯大切にしていたとされています。

     

    彼の死後は後継者にそのカーネリアン製の印章が受け継がれたとされていますので

    どれほど大事にしていたかがわかりますね。

    カーネリアンの価値とは?

    カーネリアンは持ち主に勇気や力強さを与えて勝利へと導いてくれる石と言われています。

    さらには迷いを吹っ切り未来へと歩ませる石ともされています。

     

    このためカーネリアンを持つのに向いているのは、

    これからなにか新しいことを始めようとしている人や自分の力不足に悩んでいる人です。

     

    新しいチャレンジを後押ししてくれるカーネリアンを進学や就職

    資格試験などのお守りとして選ぶ人も多いようです。

     

    また勝利へと導いてくれる石ということで

    アスリートや勝負事が好きな人へのプレゼントとしても人気があります。

    カーネリアンの手入れや保管方法

    カーネリアンは紫外線に弱い性質です。

    強い紫外線が原因で退色することもあります。

     

    保管する場所は直射日光が当たらない所を選ぶようにしましょう。

    カーネリアンの相場

    カーネリアンの市場での販売価格は8mm玉で140円ほどです。

     

    「宝石買取の世界・カーネリアン」のまとめ

    いかがでしたか?

    情熱的な赤い色が魅力のカーネリアンについて見てきました。

     

    カーネリアンが持つとされる勇気や力強さ、勝利へ導く力は

    人生の中でここは決めたい!という時のお守りとしても

    大切な人への贈り物としても最適ではないでしょうか?

     

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  • カヤナイト(カイヤナイト)の買取相場・価値・意味について

    鮮やかな青色が印象的なカヤナイト(カイヤナイト)。

     

    宮沢賢治も著書の中で「さはやかな夜」という表現で

    カヤナイト(カイヤナイト)を用いています。

    (宮沢賢治作「まなづるとダァリヤ」)

     

    確かに夜の始まりを感じさせるような深い青色をしています。

    これほどに美しい青色を放つカヤナイト(カイヤナイト)ですから

    さぞかしジュエリーやアクセサリーにしたら素敵なものになりそうです。

     

    ところがカヤナイト(カイヤナイト)はジュエリーやアクセサリーに加工することがとても難しい石として有名です。

    それはなぜなのでしょう?

     

    カヤナイト(カイヤナイト)とはどのような宝石なのでしょうか?

    それでは早速見ていきましょう。

    カヤナイト(カイヤナイト)とはどんな宝石か?

    カヤナイト(カイヤナイト)
    硬度 4~7,5
    藍青色、緑色
    誕生石
    石言葉  想像力や表現力を高める

    カヤナイト(カイヤナイト)はギリシア語の「暗青色」を語源としています。

    また和名では「藍晶石(らんしょうせき)」と呼びます。

     

    実際には青色以外の石もありますが、中でも青色の石が昔からビーズなどに加工されていたために

    カヤナイト(カイヤナイト)=青色というイメージが強くなりました。

    同じ石

    カヤナイト、カイヤナイト、カイアナイト、どれも同じ石を表す言葉です。

    なぜ同じ石に3通りもの呼び名がついているのかはっきりとした理由はわかっていません。

     

    ただ一般的に販売店などで名前が使われているのはカイヤナイトなので、これ以降の文中でもカイヤナイトと呼びます。

    ところでカイヤナイトには同じ化学式を持ちながら石の性質や見た目が異なる「同質異像」の仲間がいます。

     

    それがシリマナイトとアンダリュサイトです。

    カイヤナイト・シリマナイト・アンダリュサイトの3つは同質異像の石として有名です。

    カヤナイト(カイヤナイト)最大の特徴

    カイヤナイトの最大の特徴はひとつの石の中に硬度が2通り存在することです。

    結晶の方向によって極端に違う硬度を持つ石を「ディスシーン(二硬石)」と呼びますが

    カイヤナイトはまさにディスシーンです。

     

    結晶の縦方向の硬度は7,5横方向の硬度は4と大きな差があり、方向によって割れやすさも異なるということを表しています。

    こうした硬度の複雑さからジュエリーやアクセサリーへの加工がとても難しい石なのです。

    カヤナイト(カイヤナイト)の歴史

    カイヤナイトが確認されるようになったのは1700年代の後半ですが、
    実はカヤナイトはその美しい青色が理由でかなり昔からサファイアと間違われていたようです。

     

    現にヨーロッパでは20世紀まではカヤナイトをサファイアとして販売していました。

    カヤナイトがカヤナイトとして知られるようになってからまだ日が浅く、ようやく認知されはじめたところです。

    カヤナイト(カイヤナイト)の価値とは?

    カイヤナイトには緑色のものがあります。

    緑色のカイヤナイトはアフリカのタンザニアで産出されますが、上質で美しいものは少なく大変に希少価値の高い宝石となります。

     

    カイヤナイトの石には独立心を高める力があるとされています。

    また曖昧な物事を整理する力があるともされています。

     

    親離れや子離れの必要がある人や整理整頓など片付けが苦手な人などにおすすめできる石です。

    カヤナイト(カイヤナイト)の手入れや保管方法

    カイヤナイトの保管にはとても注意が必要です。

    まず先ほどの理由の通りディスシーンゆえに衝撃に弱いからです。

     

    また紫外線に当たると退色を起こすこともあります。

    衝撃や直射日光に当てないようにしましょう。

    カヤナイト(カイヤナイト)の相場

    楽天市場での販売価格は8mm玉で400円ほどです。

    「宝石買取の世界・カヤナイト(カイヤナイト)」のまとめ

    いかがでしたか?

    美しい深い青色のカイヤナイト、そしてディスシーンという珍しい性質を持つカイヤナイト、でしたね。

    カイヤナイトを取り扱う時にはくれぐれも優しくお願いします。

     

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  • タイガーアイの価値・買取相場・手入れについて

    タイガーアイの価値・買取相場・手入れについて

    パワーストーンの世界で仕事運・金運に効果がある石として

    真っ先に名前があがるのがタイガーアイではないでしょうか?

     

    商売を成功させる石として実業家や会社経営者などに昔から好まれています。

     

    色合いも落ち着いたものなので男性でも抵抗なく身につけることができます。

    むしろ男性ファンの方が多いかもしれませんね。

     

    タイガーアイというとあの茶色というか琥珀色を思い浮かべる人がほとんどだと思います。

    しかし、青色や赤色、ピンク色など多彩なカラーバリエーションがあることはあまり知られていません。

     

    今回は知っているようで知らないタイガーアイの世界です。

    それでは早速見ていきましょう。

    タイガーアイとはどんな宝石か?

    タイガーアイ
    硬度 7
    茶色時に黄褐色、青色、赤色、緑色など多彩
    誕生石 寅年の守護石・獅子座・山羊座の守護石
    石言葉  危険から身を守る、仕事運・金運の上昇

    タイガーアイの和名は「虎目石(とらめいし)」。

    まさに読んで字のごとし、光の角度によって虎の目のように見える石です。

     

    石の表面に浮かぶ「シャントヤンシー」や「キャッツアイ効果」と呼ばれる美しい光のラインは大きな魅力です。

    そもそもタイガーアイは角閃石(かくせんせき)の1種で、クロジライトに石英が染み込んだ鉱物です。

     

    本来は藍青色の色味をしていますが酸化作用により黄色や茶色になります。

    その黄色や茶色になったものをタイガーアイと呼んでいます。

     

    今ではタイガーアイというとこちらの色を思い浮かべる人がほとんどですよね。

    カラーバリエーションが豊富なタイガーアイ

    タイガーアイには天然でカラフルなものから人工的に加熱や染色、脱色をしたものまで様々なカラーバリエーションが存在しています。

     

    現在、市場に出ているタイガーアイには

    茶色・藍青色・赤色・黄金色・オレンジ色・ピンク色・紫色・緑色・ライトブルー・マリンブルー・黒色など

    確認できただけで11色もありました。

     

    これだけカラーバリエーションが豊富だと好みやTPOに合わせて選ぶ楽しみもありますね。

    タイガーアイの歴史

    古代エジプトでは神々の像の目にタイガーアイを用いていました。

    また古代ローマでは聖なる霊力を授けてくれる護符として大切にされていました。

     

    古代からタイガーアイには邪気を祓う強力な力があるとされ、その人気は現代にも通じています。

    タイガーアイの価値とは?

    アジア圏では昔も今も虎は神秘的な生き物として崇められ大切にされています。

    同時にタイガーアイの名前の由来にもなった虎の目には「すべてのものを見通す力」があると信じられ人々に恐れられてきました。

     

    すべてのものを見通す力=洞察力は商売をしていくうえでも必須の能力であることからタイガーアイを持つことで商売が成功する、とされています。

    商売の成功はすなわちお金が儲かるということでもあることから、タイガーアイは仕事運と金運を高めるお守りとなりました。

     

    アクセサリーの他にも加工がしやすいため彫刻品などのアート作品やオブジェなどにもよく用いられています。

    販売のお仕事をしている人やこれから事業を起こす予定の人などへの贈り物にいかがですか?

    タイガーアイの手入れや保管方法

    タイガーアイは丈夫で扱いやすい石です。

    紫外線による変色・退色の心配もありません。

     

    通常のお手入れや保管方法を守り大切にしてあげて下さい。

    タイガーアイの相場

    楽天市場での販売価格は一般的なもので8mm玉200円、虎の目模様がはっきり出ていて光沢があるもので8mm玉500円ほどです。

    「宝石買取の世界・タイガーアイ」のまとめ

    いかがでしたか?

    どこか神秘的な美しさのあるタイガーアイ。

     

    カラーバリエーションが豊富なので男女を問わず人気が高いのですが、
    特に落ち着いた色合いのタイガーアイはビジネスシーンで身につけていても邪魔になりません。

     

    その辺りも男性に人気のあるところのようですね。

     

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  • パイライトの買取相場や価値について

    これは本当に自然にできたものなのでしょうか?

    人の手による造形物としか思えない摩訶不思議な形。

     

    研磨したようなメタリックな輝き。

    今回ご紹介するのはそんな不思議な姿形をした石、パイライトです。

    それでは見ていきましょう。

    パイライトとはどんな宝石か?

    パイライト
    硬度 6~6,5
    黄金色、銀色、真鍮色
    誕生石
    石言葉  意志の強化、強い信念

    パイライトの語源はギリシア語の「火花」です。

    その名の通り、パイライトをハンマーで叩くと火花が散ります。

     

    この性質を利用してヨーロッパでは石器時代に火打石として使われていた、と記録にあります。

    ちなみに和名では「黄鉄鉱(おうてっこう)」と言います。

     

    パイライトは火山活動の活発な地域で産出される硫化鉱物で、主な産地はスペインやペルーなどですが世界中の鉱山で採れています。

     

    鉄と硫黄からなるパイライトは見た目も質感も

    まるで金属そのものなので金に間違われることも多く、そのせいでパイライトには「fool’sgold愚者の黄金」というありがたくない別名がついているほどです。

    自然が作り出すユニークで不思議な形

    パイライトの最大の魅力はその造形のユニークさにあります。

    産出された原石の時から人工的に作られたのではないかというほどに見事な結晶体(キューブ型や12面体型、キノコ型など)をしています。

     

    それゆえに宝石に加工するよりも原石そのままの姿をオブジェとして楽しむ愛好家が世界中にいます。

    ネット通販上ではパイライトの原石が数多く販売されていますが、数万円から中には数十万円というものまであります。

     

    確かに飾っておいて毎日様々な角度から眺めたくなるような不思議な形と輝きを持っていますからね。

    しかも自然が作り出した世界で唯一のパイライトとなれば高い価値がつくのも納得できます。

    パイライトの歴史

    パイライトは18世紀頃にダイヤモンドの代用品として用いられていたことがあります。

    その代用品は「マルカジット(黄鉄鉱石)」と呼ばれ、その輝きは多くの人を魅了しました。

     

    マルカジットはその後、20世紀初頭頃のイギリス・ロンドンで大ブームになったことがあります。

    その時に作られたコンディションのいいマルカジットのジュエリーやアクセサリーは希少価値が高く

    現在でもアンティークジュエリーとして人気があります。

    パイライトの価値とは?

    パイライトはパワーストーンの中でもかなり強い邪気祓いの力を秘めていて危険回避にも力を発揮するとされています。

    この場合の邪気とは他人からの悪意や内面や外面からのネガティブな思考などを指します。

     

    また持ち主を守るとともに行動力を高める力もあるとされているので

    ビジネスなどでリーダー職にある人などへの贈り物に向いていると言えます。

    研磨されて美しい黄金色に輝くパイライトは金運のお守りとしても人気が高い石です。

    パイライトの手入れや保管方法

    パイライトは汗や水分などいわゆる湿気に大変弱い性質です。

     

    湿気に当たると変質してしまうこともありますので

    保管する際には密閉容器などを利用するようにしましょう。

     

    身に着けた後や汚れが気になる時は乾いた布で拭くなどします。

    決して水洗いをしないように気をつけて下さい。

    パイライトの相場

    楽天市場では8mm玉430円ほどです。

    買取に関しては雀の涙ほどになるのはいうまでもありません。

    「宝石買取の世界・パイライト」のまとめ

    いかがでしたか?

    自然が作り出したユニークで不思議でそして美しいパイライト。

     

    パイライトはパワーストーンの中でも持ち主を守る力が強いとされていますので大切な人への贈り物にも最適です。

     

    またパイライトをパワーストーンとしてではなくオブジェとして原石そのままの姿を楽しみたいという人も多いでしょうね。

    本当に見れば見るほど知れば知るほど不思議な石です。

     

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  • べスビアナイト(アイドクレース)の価値・買取相場について

    日本人の生活に深く根差しているお茶、毎日欠かさず飲んでおられる方も多いことでしょう。

     

    それゆえか日本人にとって緑茶というか緑茶色(抹茶色)はなんとも落ち着く色であります。

    ところで宝石にも抹茶色をした石があるとご存知ですか?

     

    宝石で緑色と言うとエメラルドのような透き通った緑色を思い浮かべますが、今回紹介するべスビアナイトはまさにお抹茶のあの色です。

    宝石を見ると心が躍るものですが、べスビアナイトはむしろ和む感じ。

     

    それもお抹茶色効果でしょうか?早速見ていきましょう。

    べスビアナイト(アイドクレース)とはどんな宝石か?

    べスビアナイト(アイドクレース)
    硬度 6,5
    抹茶色、黄色、紫色など
    誕生石 5月
    石言葉  2人の愛、約束

    べスビアナイト(アイドクレース)は、1795年にイタリアのベスビアス火山で地質学者のヴェルナー氏により発見されました。

    これによりべスビアナイトと呼ばれるようになります。

     

    和名では「べスブ石(べすぶせき)」と呼ばれています。

    べスビアナイト(アイドクレース)は日本でも西丹沢で産出しており、神奈川県指定の天然記念物として登録されています。

     

    鉱物的にはケイ酸塩鉱物の一種に属します。

    原石には様々な物質が混ざり合って産出されることが多く、色も抹茶色の他に黄色や紫色など多彩なカラーバリエーションがあります。

    2つの名前

    鉱物的にはべスビアナイトが正式名称です。

    しかしべスビアナイトの中でも特に宝石として美しいものをアイドクレースと呼ぶようになり

    いつしかアイドクレースの方が一般的な名前となりました。

     

    アイドクレースはジルコンやペリドットなどの宝石に似ていたため

    ギリシア語の「見かけ」と「混じり合う」という意味からアイドクレースと名づけられました。

     

    現在、パワーストーンを扱うほとんどの店舗では

    アイドクレースという呼び名を採用していますのでこれ以降は記事中でもアイドクレースと呼びます。

    色によって呼び名が違うべスビアナイト(アイドクレース)

    アイドクレースには特徴的な抹茶色の他に多彩な色があります。

    また色によってそれぞれ呼び名が異なります。

    ① 抹茶色 アイドクレース
    ② 透き通った緑色 カリフォルナイト
    ③ 黄色 クサンサイト
    ④ 青色 シプリン
    ⑤ 赤紫色 マンガンべスビアナイト

     

    これらの他にも赤色や無色などもありますし

    世界にはまだ発見されていない色を持ったアイドクレースが多数あるとされています。

     

    しかしながら一般的なアイドクレース以外は産出量が極めて少ないことから市場に出回る機会はほぼないのが現状です。

    べスビアナイト(アイドクレース)の価値とは?

    アイドクレースの石言葉は「2人の愛」であり「約束」です。

    愛が試されたり困難にぶつかっても乗り越えていく力を与えてくれるとされています。

     

    色味も落ち着いた抹茶色なので男性でも抵抗なく身につけられますね。

    パートナーとペアでつける石を探している人にはアイドクレースは最高の石と言えるでしょう。

     

    また持ち主に心の安らぎを与える癒しの力も強い石ですので、精神的な疲れがたまっている人にもおすすめです。

    べスビアナイト(アイドクレース)の手入れや保管方法

    アイドクレースの保管で注意しなければいけないことは紫外線です。

     

    紫外線が当たる状態で置いておくとやがて退色してしまいます。

    くれぐれも紫外線が当たらないよう気をつけて保管して下さい。

    べスビアナイト(アイドクレース)の相場

    アイドクレースは8mm玉380円ほどです。

    「宝石買取の世界・べスビアナイト(アイドクレース)」のまとめ

    いかがでしたか?

    なぜか落ち着く抹茶色のアイドクレースでした。

     

    石言葉の「2人の愛」、ストレートで力強くて素敵ですよね。

    身の周りで愛する人とお揃いの石を探している人がいたらぜひアイドクレースを教えてあげて下さい。

     

     

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  • パイロープの買取価格・価値・意味について

    パイロープ?

    あまりおなじみではないかもしれませんが実はガーネットの一種です。

    【宝石買取】ガーネットの種類・相場・買取価格

    ガーネットは宝石の中でも1,2を競うほどカラーバリエーションが豊富です。

    パイロープはその中の一つ、赤らしい赤と言いますか炎のような赤色が印象的な人気の高いガーネットです。

    それではパイロープを見ていきましょう。

     

    パイロープとはどんな宝石か?

    パイロープ
    硬度 7,0~7,5
    血赤色~ピンク色
    誕生石 1月(26日)
    石言葉  燃えるような愛

     

    パイロープの語源はギリシャ語の「pyrope」で燃えるような眼という意味です。

    和名は「苦矕柘榴石(くばんざくろいし)」と言います。

     

    ガーネットの中でもこのパイロープはとりわけ人類との歴史が古いようです。

    というのも旧約聖書の中に出てくるあの有名な「ノアの方舟」の舳先を照らしていたのはこのパイロープであったというのです。

     

    また古代エジプトのファラオのネックレスにはパイロープがあしらわれていましたし、古代ローマでは印象指輪として用いられていました。

     

    宝石とのかかわりが深いヨーロッパにおいて数多くの宝石の中で最も身に着けられることが多かった宝石はこのパイロープであった、とさえ言われています。

    パイロープの価値とは?

    パイロープを含むガーネットの最大の魅力は「N・N」であることです。

    「N・N」とは「ナチュラル・ナチュラル」のことで生まれも美しさも天然以外のなにものでもない宝石にのみ与えられる呼び名です。

    ちなみに生まれが天然でも美しさを出すために人工的な処理をされている宝石のことは「N・T」「ナチュラル・トリ―テッド」と呼び、大半のカラーストーンはここに属します。

    パイロープの色味は血赤色~赤よりのピンク色までを指しますが、中でも希少価値が高いとされているのが赤褐色のパイロープです。

    この色を持つパイロープは「エスカボークル(炭火のような赤色)」と呼ばれています。

    またエスカボークルの産地にちなんで「ボヘミアガーネット」とも呼ばれます。

    パイロープとアルマンディン

    同じガーネットの仲間であるパイロープとアルマンディンはよく混同されます。

    色味としてはピンクよりの赤色がパイロープで紫よりの赤色がアルマンディンと言われますが、色で区別するのは非常に難しいことです。

    色よりも確実なのが構成成分による違いです。
    パイロープはマグネシウムの含有量が多く、アルマンディンはガーネットの中で鉄分を一番多く含んでいます。

    またこのふたつが混合してできた「ロードライトガーネット」という宝石もあります。
    *「ロードライトガーネット」は商標名

    パイロープの手入れや保管方法

    パイロープを含むガーネットは比較的耐久性の高い宝石と言えます。

     

    通常のお手入れは身に着けたら柔らかい布で汚れを拭き取り、汚れがひどい時にはぬるま湯に中性洗剤を混ぜたもので洗います。
    超音波洗浄器の使用も大丈夫です。

     

    ただしごく稀にですがガーネットの中でもフラクチャー充填処理をされているものがあります。
    その場合、超音波洗浄器は使用せずにぬるま湯の中で手洗いをしましょう。

    パイロープの買取相場

    パイロープを含めてガーネットは産出量が多く供給も安定していることから市場価値はあまり高くなく金額も低い傾向にあります。

    カラット数が大きいか、一緒に施されている他の宝石や土台(地金)の価値により価格に幅が出ます。

    0,5カラットで5,000円前後、1,0カラットで10,000円前後というところが相場です。

     

    「宝石買取の世界・パイロープ」のまとめ

    いかがでしたか?

    つい目を奪われてしまう魅惑の赤色を持つパイロープをご紹介しました。

    ガーネットは赤色、と思われがちですが実はカラーバリエーションが豊富で「ない色はない」と言われるほどです。

    パイロープの他にも自分好みのガーネットを見つけてみませんか?

     

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  • ジャスパーの買取価格や価値・意味について

    ジャスパーという宝石のことは知らなくても日本人ならどこかで必ず1度は目にしていると思います。

    というのもジャスパーは宝石としてのみならず日本文化と非常につきあいが古く、観賞用の石として愛でられている他に花瓶や印鑑の素材として愛用されているからです。

     

    とはいえもちろん宝石としても魅力いっぱいの石です。

    今回はそんなジャスパーのお話です。

    ジャスパーとはどんな宝石か?

     

    ジャスパー
    硬度 6,5~7,0
    赤色、緑色、黄色、褐色、灰色など
    誕生石 3月(ブラッドストーン)
    石言葉  勇気、救済、献身

    ジャスパーの名前の由来は古フランス語の「縞のある石」から来ているという説や、ラテン語で「斑点のある石」という説があります。

    またこれらに限らずジャスパーを表す言葉は世界各国にあり、それだけ昔から人々に親しまれてきた証とも言えます。

     

    ジャスパーの和名は「碧玉(へきぎょく)」です。

    緑色や青色を表す「碧」の字がついていますがジャスパーのカラーバリエーションは非常に豊富です。

     

    また色だけではなく模様も多彩で色と模様の組み合わせは無数にあるのではないかと思われます。

    ジャスパーの色や模様の多彩さ、美しさははまさに自然が作り出した芸術品です。

     

    日本文化のひとつである室内で石を鑑賞する水石(すいせき)の世界では色彩石や紋様石、花紋石(菊花石が有名)などとして愛でられています。

    ジャスパーを鉱物的に見ると微細な石英の結晶が集まってできており、不純物の多い石英の結晶体とも言えます。

     

    宝石の他には花瓶などのインテリア用品などに使われることも多いジャスパーですが、古代バビロニアでは出産のお守りとして大切にされていましたし、古代ペルーでは強い魔除けの力を持つ石と信じられていました。

    ジャスパーの価値とは?

    ジャスパーは石の中にどんな成分を多く含むかで色合いが変わってきます。

    ヘマタイトを含むと赤色のジャスパーに、クローライトを含むと緑色のジャスパーに、ゲーサイトを含むと褐色のジャスパーに、クレイ粘土を含むと黄色や灰色のジャスパーにそれぞれなります。

     

    また縞模様や斑模様、花模様など色に負けず模様も多彩です。

    大きな結晶で採れることも多いので宝石の他にインテリア用品や彫刻などに用いられています。

    パワーストーンとしてのジャスパー

    ジャスパーはパワーストーンとしても人気が高く、特に赤色のジャスパーは古来から大切にされてきました。

    赤色から連想する太陽のパワーが満ちている石であり生命力を高める「聖なる石」であるとされてきました。

     

    赤色のジャスパーを身につけると

    ◎体内に活力を呼び前向きな性格になれる

    ◎精神を安定させてくれる

    ◎インスピレーションを与えてくれる

    などの効果があると言われています。

     

    また緑色のジャスパーにはストレス解消、黄色や茶色のジャスパーには旅の安全を守る力があるとされています。

     

    3月の誕生石にもなっているブラッドストーン(血石)は緑色の地の中に赤色の斑点が混じっているジャスパーです。

    「献身」という石言葉を持つ石で持ち主に逆境や困難を乗り越える力を与えてくれるそうです。

     

    さらにこのブラッドストーンを身につけることで持ち主の魅力が増すとも言われています。

    ジャスパーの手入れや保管方法

    ジャスパーのお手入れで気をつけたいことは直射日光に長時間当てないようにすることです。

    直射日光にあたると変色の恐れがあるとされています。

    その他は普通の宝石と同じように身につけたらすぐに柔らかい布で汚れを拭き取るようにしましょう。

    ジャスパーの買取相場

    ジャスパーの原石の販売価格は磨いてあるか否か、色や模様が鮮やかに出ているかなどによって大きな幅があります。

    大きければ高いとも限らないのが石の世界です。

     

    パワーストーンとしてアクセサリーに加工されている商品の場合は、組み合わせている石やデザインなどによりこちらも価格差が大きいです。

    「宝石買取の世界・ジャスパー」のまとめ

    いかがでしたか?

    多彩な色と模様を持つジャスパー。

     

    あなた好みの石が必ず見つかるはずです。

    またパワーストーンとしての力も強い石なのでその時々のなりたい自分に合わせて石を探すのも楽しいかもしれませんね。

     

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  • 南アフリカはダイヤモンドが安いって本当?

    巷のグルメの皆さんがよく言うのは「産地で食べるのが一番美味しい。それよりなにより産地は安い!」

    確かに食べ物の場合はその情報は正しいと言えるでしょうが、ではこれが宝石ならどうなのでしょう?

     

    キングオブジュエリー・ダイヤモンドはやはり日本で購入するよりも産出国である南アフリカのほうが何倍も安く手に入れられるのでしょうか?

    それともやはり世界中どこに行ってもダイヤモンドはダイヤモンド、それなりのお値段がするものなのでしょうか?

     

    ということで今回は海外(南アフリカ)のほうがダイヤモンドを安く手に入れられるのか?ということを考えてみたいと思います。

    ダイヤモンドの産出国なら日本よりも安く買えるのか?

    世界で一番価値があり高価な宝石と言えば、今も昔もダイヤモンドです。

    貴金属同様にダイヤモンドには専門の国際相場があり、日々刻々と相場が動いています。

     

    産出国だから、南アフリカだから、ということでとても安いということはあり得ません。

    相場があるということは世界中のどこでダイヤモンド(ルース)を購入しても価格はほぼ共通ということです。

     

    現在ダイヤモンドの産出国は以下の順になっています。
    1、 ロシア
    2、 ボツワナ
    3、 コンゴ
    4、 オーストラリア
    5、 カナダ
    6、 アンゴラ
    7、 南アフリカ
    8、 ジンバブエ
    9、 ナミビア
    10、 シエラレオネ
    (2015年データ 出典元 GLOBAL NOTE)
    *参考サイト
    産出国のうちアフリカ諸国の割合が多いことがわかります。

    またアフリカ産のダイヤモンドは高品質でカラット辺りの単価がとても高いということでも有名です。

    ダイヤモンドとアフリカ諸国

    世界有数のダイヤモンド鉱山を所有するアフリカ諸国ですが、美しいダイヤモンドの輝きの裏には今も続く負の歴史が存在しています。

    それはダイヤモンドの原石が紛争地域の武装勢力の資金源となっていることです。

     

    しかもこのダイヤモンドの採掘のために多くの人々が過酷な強制労働をさせられていると言います。

    俗に「コンフリクトダイヤ(紛争ダイヤ)」とも「ブラッド・ダイヤ」とも呼ばれ、紛争の内幕がハリウッドで映画化もされました。

     

    コンフリクトダイヤモンドを防ぐ目的で2003年からはキンバリー・プロセス証明制度(ダイヤモンド原産地証明制度)が導入され、違法に採掘されたダイヤモンドを国際市場から排斥する動きが起こっています。

    日本もこのキンバリー・プロセス証明制度に参加しており国内には
    コンフリクトダイヤモンドはないと言われています。

    南アフリカでダイヤモンドを買ったら?

    実際に仕事の都合でアフリカに駐在しているサラリーマンさんのブログによると、お土産にダイヤモンドのネックレスを買いに行ったところ「当初の予想を裏切り結構いい値段がしたのでビックリした」そうです。

     

    ダイヤモンドジュエリーの場合、ルースの値段+地金の値段+デザイン料+ブランドのあれこれなどが加算されるので価格の比較は難しいのですが、やはり産地だから安いわけではなくいいものはそれなりのお値段がする、ということのようです。

     

    ダイヤモンドの加工が盛んな国ではどうか?

    ダイヤモンドの加工が盛んな国と言えばベルギーです。

    古くからダイヤモンドの取引所が集まっており、加工も盛んです。

     

    現在世界中のダイヤモンド原石の85%ほどがベルギーに集まると言われ、ダイヤモンド取引所界隈は「ダイヤモンド街」としてにぎわっています。

    そこで気になるのが世界中のダイヤモンドが集まるベルギーであれば安く買えるのか?ということですよね。

     

    結論からお伝えしますと安いダイヤモンドは品質も期待できない、高いダイヤモンドは品質はいいが価格的には日本で買うのと大差がない、
    旅費や税金を考えると日本で買う方が安い可能性もある、です。

     

    さらに多くのダイヤモンド販売店の中から本当に品質と価格のバランスが取れているジュエリーを見極める「目利き」力も求められます。

    安すぎるダイヤモンドは本物でも注意が必要である

    安い、安すぎるほどに安いダイヤモンドは本当に本物なのでしょうか?

    宝石として価値があるダイヤモンドは天然ダイヤモンドです。

     

    成分上は人工ダイヤモンドも本物と言えますが宝石的な価値は今のところほとんどつきません。

    また仮に本物のダイヤモンドでも本物というだけでは価値がありません。

    国際基準である4Cを満たしていますか?

     

    さらに先ほど伝えた通り、キンバリー・プロセス証明制度に沿ったダイヤモンドでしょうか?

    ダイヤモンドの国際相場はネット上でも確認できます。

    あまりにも相場とかけ離れているような価格の場合はリスクを含め安い理由を明確にした上で購入を検討したほうがいいでしょう。

    海外で個人でのダイヤモンド入手は困難である

    2018年現在、日本には世界中から宝石商が集まっています。

    それは日本経済のデフレが続いていてバブル期の宝石が多く市場に出回っているためです。

     

    結果としてダイヤモンドの価格は日本が今、一番安いとされています。

    一方、海外で個人的に購入する場合には治安などのリスク。

     

    交通費や滞在費の負担、まがい物などを掴まされない確かな目、現地の宝石事情に明るい人材の確保などクリアしなければならないことも多くあります。

    専門家でない限り海外で個人的にダイヤモンドを日本よりも安く入手するのは難しいと予想されます。

    ダイヤモンド以外の宝石ならどうか?

    ほとんど宝石が取れない日本に比べて豊富な産出量や安く加工できる人件費などに焦点を当てた場合は海外の方が原石を安く入手できる場合もあります。

    ただしほとんどの場合は組織的な取引をしているのでいきなり個人が出かけて行って原石を入手できるかは疑問です。

     

    また原石の状態では本当に価値のある宝石になるのかどうかの見極めも必要ですし、そもそも見ず知らずの外国人に売れる程度の原石という考え方もできます。

    さらに海外で個人的に入手する場合に一番懸念されることはアフターケアが全くない点です。

     

    ジュエリーに不具合が生じたり壊れたりしても何の保証もありません。

    宝石が模造石だったとしても帰国後ではどうすることもできません。

     

    ジュエリーの場合は地金の品質も確かめようがないので中には海外で入手したジュエリーが原因で金属アレルギーを発症したケースもあります。

    否定的なことばかり並べてしまいましたがやはり海外と日本では宝石に対する考え方なども異なるので事前によく調べた上で判断された方が賢明です。

    まとめ

    いかがでしたか?

    南アフリカだからと言ってやはりダイヤモンドはお安くないということがご理解いただけましたでしょうか?

     

    さすが宝石の王様ダイヤモンド、世界のどこの国だって高い・・・という変な納得をしてしまいます。

    (買えるかは別にして)高いほうがダイヤモンドらしいですしね。

     

    ダイヤモンドも含め宝石を購入する場合は安心できるお店で安全な製品を、ということですよね。

     

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  • ダイヤモンドのネックレスやシルバーアクセサリーはお風呂に持ち込んでも大丈夫?

    ダイヤモンドのネックレスやシルバーアクセサリーはお風呂に持ち込んでも大丈夫?

    皆さんは入浴時、身に付けているジュエリーはどうしていますか?

     

    ジュエリーと言っても小ぶりなピアスや指輪などなのですが。

    もし着用したまま入浴されているのであれば、余計なお世話ながら「大丈夫?」と思ってしまいます。

     

    大切なジュエリーやアクセサリーだからこそ、肌身離さずにつけていたいのは人情ですよね。

    しかし、ダイヤやシルバーをより長持ちさせたいのであれば、入浴時は外すことをオススメいたします。

     

    ついうっかり、ということもあるかもしれませんが、お風呂や温泉に入る時には絶対にジュエリーをはずしたほうがいいという理由があるんです。

    [char no=”2″ char=”スーツ男性1″]この記事では、ダイヤモンドジュエリーやシルバーアクセサリーをお風呂に持ち込んではいけない理由についてお伝えします。[/char]

    ダイヤモンドジュエリーやシルバーアクセサリーはお風呂に持ち込んで大丈夫か?

    結論からいうと、ダイヤモンドやシルバーが使用されたアクセサリーは、お風呂に持ち込んではいけません。

    持ち込まない方がいい理由はいくつかありますが、まず入浴中にジュエリーでケガをする恐れがあるからです。

     

    お風呂の中で柔らかくなる皮膚は、いつも以上に傷つきやすくなっていますからね。

    そしてもうひとつの理由がジュエリーにつく汚れです。

     

    貴金属が錆びるということはまずありえませんが、それ以上に恐ろしい湯アカや石鹸カスなどによる汚れが堆積していきます。

    一度こびりついてしまった汚れは、宝石の専門店でクリーニングしてもらわないと落とすのが難しいほどです。

    ダイヤモンドとお風呂

    ダイヤモンドはお風呂のお湯や熱気で変質するということはありません。

    しかし、ダイヤモンドの命とも言える美しい輝きが損なわれる可能性はかなり高くなります。

     

    それは前述した汚れが、石の裏やジュエリーの土台などにこびりつくからです。

    最初は肉眼では見えないくらいの汚れでも、繰り返し汚れがつくうちにダイヤモンド全体がくすんできてしまいます。

     

    輝きを失ったダイヤモンドなんて悲しいではありませんか。

    [char no=”2″ char=”スーツ男性1″]またダイヤモンドジュエリーの土台に使われることの多い金やプラチナも、お風呂への持ち込みを繰り返していると汚れたり変形する危険もあるので注意が必要です。[/char]

    シルバーアクセサリーとお風呂

    シルバーアクセサリーは、汗などでも黒ずむほど汚れやすい性質を持っています。

    シルバーが黒ずむのは、空気中に漂うわずかな硫黄成分に反応して黒ずむ「硫化」という現象です。この硫黄成分、人間の汗にも含まれています。

     

    ということは汗をかくお風呂の中で、シルバーアクセサリーをつけていたらどうなるかおわかりですよね。

    [char no=”2″ char=”スーツ男性1″]同様の理由で硫黄成分が豊富に含まれている温泉もNGです。[/char]

    特に気をつけたい宝石は?

    ダイヤモンドやシルバー製品以外に、お風呂への持ち込みを注意したいのが、パールサンゴなどの有機質の宝石です。

    これらの宝石はドライヤーの熱でも変質するくらいデリケートな性質です。

    【宝石買取】パールの買取価格や相場価値

    赤珊瑚も高価買取の対象になるって知らない人が多い!

    またエメラルドの持ち込みも絶対にやめましょう。

    エメラルドは高温に弱く割れてしまうこともあるからです。

    【宝石買取】エメラルドの種類・価値・買取価格

    さらにオイル処理をしているエメラルドは、お湯につけると変色してしまいます。

     

    お湯に強い性質の宝石もありますが湯アカや石鹸カスなどは必ずつきますので、お風呂に入る際にはジュエリーは外したほうが安心です。

    ダイヤモンドジュエリーやシルバーアクセサリーをお風呂に持ち込んでしまった時の対処方法

    お風呂から出たらすぐに水分を拭き取ります。

    この時強くこすって傷をつけないように気をつけましょう。

     

    柔らかい布で水を吸い取らせるような感覚で優しく扱ってください。

    [char no=”2″ char=”スーツ男性1″]そして専用のクロスがあれば仕上げとしてクロスをかけておくといいでしょう。[/char]

    ダイヤモンドジュエリーやシルバーアクセサリーが汚れたりくすんだりしてしまった時は?

    まずは100円ショップなどでも入手できる、ジュエリー専用のクロスで磨いてみましょう。

    ただしキレイにしたいあまり力を入れすぎないようにして下さい。

     

    汚れは落ちたけれど新たに傷がついてしまったなんてことのないようにしましょう。

    クロス以外ではクリーナーなども市販されています。

    業者でクリーニングをしてもらう

    自分でがんばってみたけれどどうしても汚れやくすみが落ちきらない時には、宝石店へクリーニングに出すことをおすすめします。

    購入したお店であれば、宝石のクリーニングは無料で行ってくれるところがほとんどのようです。

     

    専門の技術と機器のおかげで新品同様の輝きを取り戻すことでしょう。

    お店に出す最大のメリットはクリーニングと合わせてメンテナンスも行える点です。(メンテナンス料金は別途かかる場合もあります)

     

    こまめなケアでいつまでも美しいジュエリーやアクセサリーを楽しみましょう。

    まとめ

    この記事では

    ダイヤモンドジュエリーやシルバーアクセサリーをお風呂に持ち込んでも大丈夫か?

    という疑問に対する答えをお伝えしました。

     

    繰返しになりますが、大切にしたいジュエリーやアクセサリーであるのならばとにかくお風呂への持ち込みはやめましょう。

     

    [char no=”1″ char=”スーツ女性1″]大切なジュエリーやアクセサリーを痛めたり汚したりしないためにも、「装飾品は外してからお風呂に入る」というルールを守ってくださいね。[/char]

     

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  • 天然ダイヤモンドと人工ダイヤモンドの違いとは?

    皆さんにお尋ねします。

    ダイヤモンドの天然石と合成石と模造石、この中で本物のダイヤモンドはどれでしょうか?

    天然石は間違いなく本物のダイヤモンド、模造石は偽物のダイヤモンド、とここまでは答えやすいですよね。

    しかし迷うのが合成石ではありませんか?

     

    人工的に作られた合成ダイヤモンドとはどのようなダイヤモンドなのでしょうか?

    人工的という時点で本物とは呼べないような気もしますが?

     

    でも天然石と全く同じ性質の石なら本物では?

    とまぁ非常にややこしいダイヤモンドの合成石です。

     

    さらにややこしいのが石の性質状の分類と、宝石としての価値観での分類が微妙に食い違っている点です。

    ということで今回は天然ダイヤモンドと人工ダイヤモンドの違いについてお伝えします。

    天然ダイヤモンドと人工ダイヤモンドはどこが違う?

    ダイヤモンドにはその生い立ちや性質などの違う3種類があります。

    すなわち天然石・人工(合成)石・模造石です。

    それではそれぞれの特徴などを見てみましょう。

    天然ダイヤモンド

    地球上でもっとも有名で高価な鉱物であるダイヤモンドは自然が何十億年という時間をかけて作り出したものです。

    ダイヤモンドは古来より富と権力の象徴として、また女性の憧れの宝石として世界中で愛されています。

    【宝石買取】ダイヤモンドの買取・種類・相場

    その美しさと高価さゆえに近年では紛争の資金源として使われるなどの悲劇的な一面もあります。

    昔も今も宝石の王様、それがダイヤモンドです。

     

    ところで鉱物としてダイヤモンドを見ると主な組成物は炭素、つまりは鉛筆の芯などと同じということになります。

    そして炭素であるがゆえに人工的にダイヤモンドを作ることが可能なのです。

    人工ダイヤモンド

    人工ダイヤモンドはその名の通り人工的に作り出したダイヤモンドのことです。

     

    人工的に炭素などを合成して作り出しているわけですが、化学的特性も物理学的特性も光学特性も天然ダイヤモンドと全く同じ物です。

    唯一の違いは炭素がダイヤモンドになるまでの時間。

     

    天然ダイヤモンドは地中で何十億年という時間をかけて作られますが、人工ダイヤモンドはわずか数週間で出来上がります。

    ちなみに天然ダイヤモンドの年間採掘量が3万㎏あまりなのに対して、人工ダイヤモンドの合成量は10万㎏。

     

    人工ダイヤモンドの主な用途は工業用ですが、最近では宝飾用としても用いられることが増えてきており、ジュエリー界での人工ダイヤモンドの地位は今後上がってくるのではないかと予想されています。

     

    とはいえ天然ダイヤモンド以外の価値は認めない、という考えも依然として根強くあります。

    性質上、人工ダイヤモンドは本物のダイヤモンドですが、宝飾品としては偽物というか市場価値が非常に低い状況に今のところあります。

    模造ダイヤモンド

    模造ダイヤモンドはダイヤモンドの類似石のことです。

    かつては水晶やガラスなどの透明でキラキラと輝いている石が使われていました。

     

    もっとも水晶やガラスではすぐにダイヤモンドではないことがわかってしまっていたようです。

    最近では硬度や輝きがより天然ダイヤモンドに近づいた「キュービックジルコニア」が台頭しています。

     

    一見しただけでは本物のダイヤモンドと見分けがつかないほどの精巧さです。

    あまりにもお安いダイヤモンドジュエリーの場合、このキュービックジルコニアが使われていることもあります。

    キュービックジルコニアには「CZ」という刻印が入っていることと、天然ダイヤモンドのお値段はキュービックジルコニアの何百倍以上もすることからわかりやすいとは思いますが。

    天然ダイヤモンドの見分け方

    最近ではプロの鑑定人も迷わせるほどの精巧な模造ダイヤモンドも出ています。

    ましてや組成が全く同じ人工ダイヤモンドならなおさらです。

     

    そこで天然ダイヤモンドの見分け方をいくつか紹介します。

    1、 自然界に存在する天然ダイヤモンドにはわずかですが内包物が含まれていたり、ダイヤモンド自体に淡い色味がついていたりする場合があります。
    無色透明で完璧なダイヤモンドであるほど偽物が疑われると言います。

    2、 天然ダイヤモンドには親油性があり油性ペンで色が塗れます。

    3、 息を吹きかけたり冷蔵庫で冷やした後に外気に触れたりした時に曇りがすぐにはれるのが天然ダイヤモンドです。

    偽物のダイヤモンドはしばらく白く曇ったままです。

    人工ダイヤモンドの値段と価値

    人工ダイヤモンドまだ宝飾品としての市場価値はとても低いようです。

    そのため人工ダイヤモンドは天然ダイヤモンドに比べると非常にお安いのが普通です。

     

    皆さんもご存知のように天然ダイヤモンドンには4Cというクラス分けがあるので一概に大きければ高いという訳ではありません。

    たとえば同じ大きさの天然ダイヤモンドと人工ダイヤモンドを比べるというのには無理があります。

     

    ですが仮に同じ大きさのダイヤモンドの場合、人工ダイヤモンドは天然ダイヤモンドの数パーセント程度以下の価格となることが多いようです。

    現状では人工ダイヤモンドを販売する場合は人工石であることを公言した上で取引をすること、鑑定書での判別、価格、などの点から間違えて購入することはないとは思うのですが。

    人工ダイヤモンドとジルコニアの違いとは?

    人工ダイヤモンドとジルコニアの決定的な違いは成分です。

    とはいえ成分は見た目ではわかりませんよね。

     

    しかしながら大きく違うことがもう一つあります。

    それが硬度(傷のつきにくさ)です。

     

    ダイヤモンドは硬度10、地球上の鉱物の中で最も高い硬度です。

    一方のキュービックジルコニアの硬度は8~8,5。

     

    宝石としてはかなりの硬度ですがダイヤモンドには及びません。

     

    理屈上、ダイヤモンドでキュービックジルコニアに傷はつけられるが、キュービックジルコニアではダイヤモンドに傷をつけることはできないということですね。

    人工ダイヤモンドの用途

    人工ダイヤモンドの用途として一番多いのは工業用です。

    最近では家電製品などにもよく使われています。

    またダイヤモンドコーティングのフライパンや炊飯器の内釜などもあり、すでに皆さんもお使いかもしれませんね。

    まとめ

    いかがでしたか?

    天然ダイヤモンドと人工ダイヤモンド、それにキュービックジルコニアについてお伝えしました。

     

    天然ダイヤモンド以外はジュエリーとしての価値はまだ低いですが、海外などでは特別な日は天然ダイヤモンドを、日常使いには人工ダイヤモンドやキュービックジルコニアを、という具合に使い分けている人も多いとか。

     

    お洋服のように気分やTPOでダイヤモンドを使い分けるのもいいですね。

     

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