宝石の代名詞とも言える「ダイヤモンド」

世界中で最も愛されている、最も知名度がある、最も美しく、最も硬く、最も高価である・・・

 

ダイヤモンドほど「最も」という形容詞が似合う宝石は他にありません。

今回はそんなダイヤモンドについてのお話です。

ダイヤモンドとはどんな宝石か?

ダイヤモンド
硬度 10
色 無色透明、ブラウン、イエロー、ピンク、ブルー
誕生石 4月
石言葉 永遠の絆、純潔、永久不変

ダイヤモンドの語源はラテン語の「adamas・征服し難い」とされています。

 

世界中の鉱石の中でもっとも硬く傷つきにくいダイヤモンドは、発見されてからもその硬さゆえに長い間加工ができない石とされてきました。

ダイヤモンドの原石は氷砂糖のような結晶であり、ほとんど輝いてはいません。

 

17世紀に入りようやく五十八面体のブリリアントカットが開発されたことで、現在のような光り輝く宝石となったのです。

ところで炭素がダイヤモンドになるまでにはおよそ10億年かかります。

しかも宝石になる原石は全体の採掘量のわずか10%程度でしかありません。

その10%の原石のうち完全なる無色透明なダイヤモンドはさらに少数しかなく、ゆえにダイヤモンドは大変に高価な宝石であるわけです。

ダイヤモンドの特徴とは?

ダイヤモンドの最大の特徴はその硬度にあります。

ダイヤモンドに傷をつけることができるのはダイヤモンドだけです。

 

世界で一番硬い宝石であるダイヤモンドですから、保管には気をつけなくてはなりません。

硬すぎるがゆえに他の宝石を傷つけてしまう可能性があるからです。

 

それぞれ独立した専用のジュエリーケースに入れるなどして保管するようにしましょう。

またダイヤモンドは油になじみやすい性質があり、化粧品や皮脂の汚れがつきやすい宝石です。

 

身につけた後はすぐに乾いた布で拭くなどのお手入れをして、美しい輝きを保ちましょう。

ダイヤモンドの価値とは?

ダイヤモンドの価値を語る上で外せないのが「4C」です。

4Cとは「cutカット」「colorカラー」「carat重量」「clarity透明度」のことです。

 

carat重量は1カラット=0,2gと決まっており、カラットが大きくなるほど価格も上がります。

 

colorカラーは無色透明なほど価格がつきますが、カラーダイヤモンドの場合は色が濃く鮮やかなほど価格が高くなります。

さらに価格を左右するとされているのがclarity透明度です。

 

clarity透明度は11段階で評価されていて傷や内包物の状態を表しています。

(ダイヤモンドの鑑定書に記載されているFLやIFなどの記号です)

 

FL:ルーペで10倍に拡大しても内部・外部ともに内包物などが見当たらない

IF:外部には微細な傷が見られるが内部には10倍に拡大しても内包物が見当たらない

VVS:10倍の拡大では内包物の発見が非常に困難

VS: 10倍の拡大では内包物の発見が困難

SI: 10倍の拡大では内包物の発見が容易だが肉眼では困難

I: 肉眼でも内包物が容易に発見できる

 

4Cの中で唯一人間の技術が関わることのできるのがcutカットであり、ダイヤモンドの美しさを左右するのがカットです。

カットグレードが高く輝きの強いダイヤモンドほど高価になります。

ダイヤモンドの買取相場

ダイヤモンドは資産価値のある宝石です。

そのため金やプラチナ同様に国際相場というものが存在し、為替や景気の影響を受ける宝石でもあります。

 

ダイヤモンドの買取相場は毎日更新されていて、ルース(裸石)や地金つきのジュエリーそれぞれの相場が宝石店・宝石買取店などで公開されています。

 

ほとんどの宝石買取店ではインターネット上で無料査定を行っています。

買取に出したいダイヤモンドの4Cをわかる範囲で入力するだけで買取価格が表示されますのでお試し下さい。

 

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