今回ご紹介する宝石はビタミンカラーの中でもとびきり元気になれそうな黄色に輝くシトリンです。

気分が落ち込んだ時やストレスがたまって疲れてしまった時などに持つと活力を与えてくれるパワーストーンとしても人気があります。

 

また黄色が金貨を連想させることから財産・販売・事業などのお守りとしても人気のある石です。

太陽のように見る人に元気を与えてくれるシトリン、それでは見ていきましょう。

シトリンとはどんな宝石か?

シトリン
硬度 7,0
黄色
誕生石 11月
石言葉  勇気、希望、生命力、社交性

 

シトリンの語源はフランス語の「citron」レモンの意味で、和名は「黄水晶」と言います。

黄色と言っても蜂蜜のような色からレモンイエローやオレンジ色までカラーバリエーションは豊富です。

 

シトリンは地中のアメジスト(紫水晶)がマグマなどによって加熱されたか白水晶に放射線が当たることで黄色に変色してできた宝石です。

 

これらの天然シトリンは採掘されることが大変に稀であり奇跡的なことだとさえ言われています。

 

現在市場に出回っているシトリンのほとんどは人工的にアメジストに加熱するか、白水晶に放射線を当てて作り出されたものです。

鉱物的には天然シトリンも人口シトリンも同じ成分なのでどちらも本物のシトリンであることには間違いありません。

シトリンとトパーズ

シトリンとイエロートパーズは色合いが似ているためによく間違われてきました。

しかし鉱物的にはまったくの別物であり、市場価格で比べてもシトリンはイエロートパーズよりかなり安価です。

 

ところが業者の中には「シトリントパーズ」という名前をつけて販売している人たちがいます。
宝石はシトリンで価格はトパーズ、という本来あってはならないというかあるはずのない宝石です。

 

シトリンを購入する際にはご注意下さい。

シトリンの価値とは?

シトリンは天然のものを除いて比較的手にしやすい価格帯の宝石です。

カラットも大きいものが多く様々なデザインのジュエリーに加工しやすい点も魅力のひとつです。

 

またほとんどのシトリンには目に見えるインクルージョンはありません。
インクルージョンが見えるシトロンは価値が下がります。

アメトリンとは?

アメジストからシトリンに変化する途中で生まれるアメトリン(紫黄水晶)も人気があります。

アメトリンはアメジストとシトリンが一つの石の中に含まれたものですがシリトン同様に天然のものは非常に稀です。

 

アメトリンにはバイカラー(2色)とパーティーカラー(場所により色が違う)があり、こちらも人気があります。

シトリンの手入れや保管方法

シトリンの通常のお手入れは柔らかい布などで身に着けた後に優しく拭くことです。

汚れがひどい時にはぬるま湯に中性洗剤を混ぜたもので洗います。

 

ただし変色などの原因になるのでスチーム洗浄はやめましょう。

シトリンは紫外線に弱い性質なので保管する際には直射日光を避けるようにします。

シトリンの買取相場

シトリンは宝石の中でもお手ごろな価格帯が多く、シトリン単体の価格というよりも一緒に施されている他の宝石や土台(地金)の価値に影響されることが多いようです。

 

ジュエリーの買取店では先ほどの理由などにより買取価格には相当幅がありますが、14カラットのシリトンのルースで400円という値がついていたものもありました。

 

パワーストーンとしてブレスレットなどに加工されているシトリンの場合は1,000円前後の価格が多く見受けられます。

 

いずれにしても宝石の買取を行う場合には複数の業者に見積もりを出してもらうようにしましょう。

そうすることで相場を知ることができますし、納得のいく業者に買取をしてもらうことができます。

「宝石買取の世界・シトリン」のまとめ

いかがでしたか?

眺めているだけで元気をもらえそうなシトリン。

 

お疲れ気味の現代人にはピッタリの宝石と言えるかもしれませんね。

 

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