永遠の愛を誓った二人。

しかし、ときには結婚生活の継続が難しくなることもあります。

そこで扱いに困るのが、結婚時の婚約・結婚指輪をどうするか?ということです。

 

捨てるのは気が引けるけれど持っていたくない・・・という人も多いはず!

そこで…

スーツ男性1

婚約・結婚指輪が自分にとって必要なものでなくなった時には思いきって買取に出してみませんか?

婚約・結婚指輪を売るという行為に抵抗を感じる人もいるかもしれません。ですが、婚約・結婚指輪を売る人というのは意外と多いものなのです。

 

この記事では婚約・結婚指輪を売りたいという方に向けて、世の中の人が婚約指輪を売る理由や買取に出す際のコツなどについてご紹介します。

婚約・結婚指輪は刻印が入っていても売れる!

婚約・結婚指輪につきものなのが二人の名前のイニシャルや記念日の日付、そして愛のメッセージなどの刻印です。愛があった時には大切だった刻印も離婚後に買取に出す時には、むしろない方が高く売れたのでは?刻印いらなかった!と思ってしまうのが人情ですが、実際に刻印の有無は買取に影響があるのでしょうか?

 

結論から申し上げますと買取に出す婚約・結婚指輪に刻印の有無はあまり関係がありません。

カルティエやティファニー、ブルガリなどのブランドもので人気の高いデザインである指輪の場合は、刻印がなければそのまま再販売されるので買取価格が高い傾向に、刻印がある場合は刻印を削る作業がかかるぶん買取価格が抑えられる傾向にあります。

 

しかしこれは指輪を指輪として売る場合の話。

 

一般的に婚約・結婚指輪には純度の高い高価な素材が使われていることが多く、貴金属の素材としての価値が高く刻印の有無に関わらず買取を望む業者も少なくありません。

指輪を貴金属の素材として売る場合はブランドかノーブランドかや刻印の有無も関係なく売れます。

婚約・結婚指輪の買取価格はどのように決まるのか?

刻印の有無に関わらず買取業者に人気の高い婚約・結婚指輪。
最近は貴金属の価格が高騰しており婚約・結婚指輪を買い求める業者も増えています。

 

金やプラチナが使われることの多い婚約・結婚指輪ですが金やプラチナには国際相場があり取引価格は日々変動しています。

こうした貴金属の買取額は「品位(純度)の1g当たりの価格×重量」で出すことができ、その日の相場は買取店などで公開されていますので、手持ちの指輪のおおよその買取額をチェックしてみましょう。

 

なお婚約指輪に使われている宝石についてですが

鑑定書のあるダイヤモンド以外の宝石の場合は明確な基準がないため査定する店舗によって価格にかなり差が出ます。

婚約・結婚指輪を売る人は意外に多い!売る理由はこの5つ!!

婚約・結婚指輪は売れる!ということについて述べてきましたがここからは実際に買取店などに持ち込まれた指輪の売られた理由をご紹介します。

婚約・結婚指輪を売ろうかどうしようかお悩み中の人がいましたらご参考までに。ただし理由3・4・5の場合はパートナーに相談してから、がお約束です。

売る理由1 離婚したから

ひとくちに離婚したからといっても「新しい生活への区切りのために売った」という人もいれば「離婚後の生活費や子供の養育費に充てた」という人もいます。
中には「見るだけで不愉快になるからすぐに売った」という人も。

売る理由2 離婚をする予定だから

話し合いがまとまって正式に離婚が決まったので、新生活の前に売ったという人もいれば、離婚するという決意のあらわれとして指輪を売ったという人まで様々です。

売る理由3 結婚生活でお金が必要になったから

愛情だけではどうにもならない時ってありますからね。ある程度のお金が必要になってどうしても・・・ということでしょうか。
こういった場合は買取店よりも後から買い戻せる質屋が便利です。

売る理由4 まったく指輪をはめていないから

少し補足するとはめていない間に指輪のサイズやデザインが合わなくなったからです。そしてもうひとこと付け加えるなら指輪をはめない生活が好きだからです。

特に女性は妊娠・出産・育児を契機に指輪を外すことも多くそうこうしているうちにはめないことが普通になり久しぶりにはめようとしたら合わなくなっていた、ということはありがちです。

 

サイズ直しやデザインのリフォームをすればいいのでは?と思う人もいるでしょうけれど指輪をしないほうが快適というか普通というライフスタイルになっているのです。

タンスの肥やしにするよりはお金に換える、ということでしょうか。

売る理由5 新しい指輪に買い替えるから

ご夫婦で結婚○○周年の記念に買い替える、もしくは今の年齢やスタイルに合う指輪に買い替えるというケースもあれば指輪に不具合が生じて夫婦のどちらかだけがまったく同じものを作り直すケースもあります。

ダイヤモンドの指輪を自分で買うのはよくない?

中には再婚をして新しいパートナーと新しい指輪を買うからという人も。(この場合は売る理由の1にも当てはまりますね)

売る以外の選択とは?

ところで売る以外の婚約・結婚指輪の行く末とはどんなものなのでしょうね?

実はある買取店が離婚後の婚約・結婚指輪はどうしたか?というアンケートを実施したところ以下のような結果でした。

1位・捨てた
2位・売った
3位・とりあえず持っている
4位・返した
5位・なくした

*「リングオフ」アンケートより http://actink.jp/lp/

捨てるのはやはり勇気がいるというかもったいないですし、いつまで持っているべきか悩みそうだし、返すのも相当面倒なことになりそうですし、個人的には売るかなくすが現実的かなと思いますが皆さんはいかがでしょう?

婚約・結婚指輪を売る時は買取専門業者へ

いよいよ婚約・結婚指輪を売ろうと決めたらどこに売りますか?

一般的には買取店、リサイクルショップ、質屋などが思い浮かびますよね。

 

このうち質屋はあくまでも商品を担保にお金を借りるという構図なので買取店よりは価格が安い傾向にあります。

またどのようなものでも買取をしてくれるリサイクルショップは宝石や貴金属の鑑定士がいるとも限らず買取価格が適正なのかという点で少々不安です。

 

そうなるとやはり安心できるのは宝石や貴金属を専門に扱う買取業者です。専門の鑑定士による査定をしてもらえる点や婚約・結婚指輪の買取という性質上、対面でなくても宅配やネット上で無料の査定・買取をしてもらえる点が支持されています。

 

ただし買取専門の業者を利用する場合は面倒でも複数業者で査定をしてもらうようにしましょう。ブランドものに強い業者、宝石の鑑定に優れた業者、などそれぞれ得意分野があります。

 

複数の業者で査定をして比較検討をよく行ったうえで最終的な買取先を決めることをおすすめします。

まとめ

いかがでしたか?
婚約・結婚指輪を売る理由や買取業者の選び方についてご理解いただけたでしょうか。

婚約・結婚指輪は買取業界ではかなり人気の品ということに驚いた人も多いのではないかと思います。

もちろん売れるからといっても気持ちに迷いがある間はお手元で大切になさってください。
気持ちの整理がつきましたらとりあえず査定だけでもしてみませんか?