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  • 独身でダイヤモンドの指輪を買うのはあり?なし?

    独身でダイヤモンドの指輪を買うのはあり?なし?

    ダイヤモンドリングといえばだれもが憧れるプロポーズに欠かせないアイテムです。

    それゆえに「ダイヤモンドリングを買う人イコール結婚が決まっている人」というイメージが特に日本では根強くあります。

     

    そこで今回は独身でダイヤモンドリングを買うということについて皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

    独身でダイヤモンドリングを買うのはおかしいですか?

    独身がダイヤモンドリングを買っても問題はない

    ダイヤモンドリングと検索するとほぼ100%婚約・結婚という言葉が一緒に出てきます。
    それほどダイヤモンドリングはブライダルの印象が強いジュエリーです。

     

    さて独身者がダイヤモンドリングを買おうとした場合、男性であれば

    「彼女へのプロポーズのために買うのね。」と周囲が勝手に?イメージしてくれるので買いやすい傾向にあります。

    むしろ女性の方が「敷居が高い」「買いづらい」「買いたいけれど迷っている」などの声が多いのが現実です。

     

    やはりこれは婚約指輪=ダイヤモンドリングは男性から贈られるもの、という強いイメージがあるからです。

    婚約指輪のはじまり

    婚約指輪を男性が女性に贈るという習慣は古代ローマ時代に始まったとされています。
    当時の指輪は鉄製で後にゴールドへと変わっていきました。

     

    また15世紀頃になるとヨーロッパの富裕層の間では婚約指輪にダイヤモンドをあしらうのが流行ったようです。

    一般の人でもダイヤモンドを買うことができるようになったのは1866年に南アフリカにダイヤモンドの鉱山が発見されてからです。

     

    このダイヤモンドを一手に取り仕切ったのが世界的なダイヤモンド商社であるデビアス社でした。

    デビアス社の戦略により世界中でダイヤモンドの一大ブームが巻き起こり、以来婚約指輪といえばダイヤモンド、というイメージが定着しています。

    婚約指輪といえばティファニーの立爪

    数多くあるダイヤモンドリングの中でもこれぞ婚約指輪というデザインがあります。

     

    それはティファニーが発表した「ティファニー・セッティング」と呼ばれるスタイルで

    大粒のダイヤモンドを6本の爪で支えていてダイヤモンドの輝きと美しさを究極的に表しています。

     

    あまりにも有名でありすぎるのでダイヤモンド+立爪のデザイン=婚約指輪、という図式ができてしまっているほどです。

    この立爪タイプ(ソリティア)のほかにも婚約指輪として人気が高いデザインにはメレ、パヴェ、エタニティがあります。

     

    いかにも婚約指輪という風なデザインを選ばない、石の組み合わせを変える

    などすれば独身だからといってダイヤモンドリングを買うことに躊躇しなくてもいいと思われますがいかがでしょうか?

    既婚者=ダイヤモンドリングという決まりはない

    既婚者はダイヤモンドリングをしている人が多い、というのはつまり婚約指輪としてダイヤモンドリングを贈られた人が多いからです。

    決まりがあるわけではありません。

     

    ではどうして既婚者=ダイヤモンドリングが多いのでしょうか?

     

    実は「婚約指輪・結婚指輪を普段からつけているか?」という既婚者向けのアンケートによると

    婚約指輪は結婚後のお呼ばれなどの特別な時にだけつける程度で普段はつけない、結婚指輪も半数近くの人が日常的につけていない、という結果が出ています。

     

    ということは皆さんが目にする既婚者のダイヤモンドリングは昔・婚約指輪、今・お出かけ用というものが多いのではと推測されます。

    せっかく贈ってもらったダイヤモンドリング、お出かけの時くらいつけないともったいないですからね。

    ダイヤモンドリングをはめる指

    さて指輪を語るうえで忘れてはいけないのが指輪をはめる指との関係性です。

    婚約・結婚指輪は日本ではどちらも左手の薬指にはめますよね。

     

    欧州の方では結婚指輪は左手の薬指、婚約指輪は右手の薬指という地域やまったくそれとは真逆の地域(左手が婚約指輪で右手が結婚指輪)もあるそうです。

    ところで左手の薬指に婚約・結婚指輪をはめるようになったのは古代ギリシャの頃からです。

     

    この頃は左手の薬指に心臓に通じる太い血管があると信じられていて「命にいちばん近い指」と考えられていたようです。

    そのため永遠の愛を誓った象徴でもある指輪をいちばん大切な指にはめるようになった、といわれています。

    指輪をはめる10本の指が持つ意味とは?

    ブライダルリングやステディリングを左手の薬指にはめる、というのは多くの皆さんが知っていることですがではほかの指はどうでしょう?

     

    指輪をはめる指にはそれぞれ意味があり意味を分かって指輪をすることでその指輪がさらに特別なものになります。

    指の前に手の意味ですが右手は「現実」に、左手は「精神」に作用するとされています。

    右手 左手
    小指 魅力がアップする 新しい恋を呼ぶ
    薬指 恋をかなえる 愛・絆が深まる
    中指 トラブル回避 協調性を高める
    人差し指 意志を強く持つ 精神力を高める
    親指 指導力を発揮する 信念を貫く

    独身でダイヤモンドリングをはめるならどの指がいい?

    男女ともに共通している意見として「いいなぁと思っている人の左手薬指に

    指輪があったら気持ちが冷める(またはあきらめる)」という人、結構いるのです。

     

    指輪をはめる指にはそれぞれ意味があると先ほどお伝えしましたが

    独身でパートナーが欲しいと思っているのであれば薬指以外の指に指輪をしましょう。

     

    今の自分に恋愛や結婚は必要ないという人はあえて左手の薬指にはめるというのもいいかもしれませんが。

    また指をきれいに見せるデザインですが小指・薬指には華奢で細めのリングが、中指・人差し指・親指にはボリュームのあるデザインがいいとされています。

    まとめ

    いかがでしたか?

    独身でダイヤモンドリングを買うのはあり?なし?

    皆さんはどのような感想を持たれたでしょうか?

     

    結論としてはもちろんあり!です、大いにあり!です。

    ただその場合はいかにもなデザインのリングは避けること、どの指にはめるかよく考えること、がコツのようです。

  • ムーンストーンの意味・買取相場・価値について

    今回紹介するのは名前からしてロマンチックな石、ムーンストーンです。

    なんでしょうね、月に対する憧れにも似た感情って。

     

    月の名を持つムーンストーンとはどんな石なのかそれでは見ていきましょう。

    ムーンストーンとはどんな宝石か?

    ムーンストーン
    硬度 6~6,5
    無色、白色、黄色、淡青色、淡緑色など
    誕生石 6月
    石言葉  健康、長寿、富、母性本能

    ムーンストーンの語源はギリシャ語の「セレニテス(月)」で、和名では「月長石(げっちょうせき)」

    まさに月尽くしといった感じですね。

     

    鉱物的には長石(長石)のグループです。

    その中でもカリウムを多く含むオークソレース(正長石)を主成分とし、アルバイト(曹長石)も含んでいます。

    正長石と曹長石が交互に重なり合っていて研磨することで光が反射するシラー効果が生まれます。

     

    このシラー効果により月の光のような繊細で美しい輝きがムーンストーンにはあるのですね。

    ムーンストーンの歴史

    月の光が石の中に閉じ込められているような美しさのムーンストーン

    紀元前1世紀頃には人々に知られていたようです。

     

    また古代ローマの学者プリニウスの「博物誌」や

    中世ドイツの自然哲学者アルベルトゥスの「鉱物書」の中にもムーンストーンの記述が残されています。

     

    当時の人々は月が満ち欠けするのに従ってムーンストーンも

    その形を変えると信じていたことから、ムーンストーンには神秘なる力が宿っているとされていました。

     

    現代のようにムーンストーンと呼ばれ始めたのは1600年代に入ってからです。

    ムーンストーンの価値とは?

    ムーンストーンは色やシラー効果の出方によって名前が異なります。

    普通のムーンストーンの他にホワイト・ムーンストーンやロイヤルブル・ムーンストーンなどいくつかあります。

     

    インクルージョンによって魅惑的な青色のシラー効果が生まれる

    ロイヤルブルー・ムーンストーンと、虹色に光り輝くレインボー・ムーンストーンはとりわけ人気です。

     

    特にスリランカで産出されるレインボー・ムーンストーンは年々産出量が減っていることもあり大変希少性が高く

    世界中のジュエリーコレクターにとってレインボー・ムーンストーンは「今、手に入れておくべき宝石」となっています。

     

    ところで月は昔から女性の象徴とされています。

    女性の体のリズムや妊娠・出産などに月の満ち欠けが影響していることは良く知られていますよね。

     

    そのためムーンストーンには女性の体調を整えたり出産のサポートをする力があるとされています。

    ムーンストーンの相場

    色味などによりムーンストーンの価格には幅があります。

    8mm玉一粒で100円前後~1,000円前後です。

     

    ただしレインボー・ムーンストーンの価格はこの中には含まれません。

    ムーンストーンの手入れや保管方法

    パワーストーンの世界では石の浄化が行われますが

    ムーンストーンはその名の通り満月の光を浴びさせることでパワーが蘇る石、とされています。

     

    日光や水にも強いので特別なお手入れは必要ありません。

    「宝石買取の世界・ムーンストーン」のまとめ

    いかがでしたか?

    月の光を閉じ込めたような多彩な美しさを持つムーンストーン。

     

    女性にとって月のパワーは心身にとても良いとされていますので、あなた好みの色味を持つムーンストーンをぜひ身につけましょう。

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  • モルダバイトの価値・買取相場・意味について

    今回紹介する石はその成り立ちからしても宝石界の中で1,2を争う特殊な石と言えるかもしれません。

    その石の名はモルダバイト。

     

    遥かな宇宙に起源を持つ石です。

    それではモルダバイトについて早速見ていきましょう

    モルダバイトとはどんな宝石か?

    モルダバイト
    硬度 5~6
    透き通った深緑色
    誕生石 12月30日
    石言葉  癒し、繁栄、意識の変化

    モルダバイトは初めて発見されたのがチェコ共和国を流れるモルダウ川の沿岸であったことからその名がつきました。

    和名も「モルダウ石」と言います。

     

    モルダバイトは世界中でもチェコ共和国・モルダウ川周辺のごく限られた地域でしか採れない極めて希少性の高い貴重な石です。

    しかも産出量も限られていることからレアストーン中のレアストーンと言えるでしょう。

    モルダバイトの歴史

    モルダバイトは宇宙から来た石です。

    宇宙からというと隕石を連想しますが正確には隕石そのものではありません。

     

    今から1450万年前に直径1,5㎞ほどの小惑星(隕石)が地球に落下してきました。

    その衝突時の衝撃と2400度を超える高温で地表の岩石などが飛散・融解・凝縮しできた石がモルダバイトです。

     

    鉱物的にはテクタイト(天然ガラス)に分類されます。

    遥か宇宙の彼方から地球にやってきてできたガラス、というのがモルダバイトの正体ですね。

    モルダバイトの価値とは?

    モルダバイトは小惑星が衝突時に形成したクレーターから450㎞の範囲に放出されたと推測されています。

    偶然の産物としてはあまりにも美しいモルダバイトですが、産出地は限定的で産出量には限りがあります。

    大粒のものはほとんどなく平均1~10gほどです。

     

    深緑色はボトル・グリーン(瓶の緑色)と呼ばれていますが、中には鮮やかな緑色をしたモルダバイトもあります。

    大粒もしくは色鮮やかなモルダバイトはとても高価であり、普通サイズのモルダバイトでさえも市場では高騰を続けています。

    モルダバイトの偽物

    希少な石だからこそモルダバイトには多くの偽物が存在しています。

     

    人工ガラスで作られたものが多く、中には緑色の瓶を溶かしたものをモルダバイトとして

    高額で販売しているケースもありますので購入の際には鑑別書の確認などをしてくれぐれも気をつけるようにしましょう。

    モルダバイトのパワー

    癒しの力があるとされる緑色の宝石の中でも

    その成り立ちを考えるとモルダバイトが持つパワーはトップクラスとされています。

     

    また人智を超えた天が授けた石ということで

    現状を打破したい人や人生に迷いが生じている人などに向いているとも言われています。

     

    ただし強すぎるパワーゆえでしょうか、モルダバイトは「持つ人を選ぶ石」とも言われていて

    相性が合わない人が手に取ると体調を崩すケースがあるとのことですので慎重に選びましょう。

    モルダバイトの手入れや保管方法

    モルダバイトは日光や水には強いですがただひとつ気をつけたいのが衝撃です。

    ガラス質なのでとても割れやすいです。
    ぶつけたり落としたりしないように気をつけましょう。

    モルダバイトの相場

    モルダバイトのネット市場での価格は高いもので8mm玉一粒が14,750円でした。

    モルダバイト8mm玉の相場は一粒10,000円前後です。

    「宝石買取の世界・モルダバイト」のまとめ

    いかがでしたか?

    宇宙からやって来た不思議で美しいモルダバイト。

    他のパワーストーン以上にこのモルダバイトは持ち主との相性が問われるということなので、相性のいいモルダバイトと出会えるといいですね。

     

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  • モルガナイトの価値・買取相場・意味について

    今回紹介するのは世界中のカワイイを集めて石にしたらこんな風になりましたという感じのモルガナイトです。

    見ているだけでほんわかした気分に慣れるモルガナイト。

     

    それではモルガナイトのカワイイ世界を見に行きましょう。

    モルガナイトとはどんな宝石か?

    モルガナイト
    硬度 7,5~8
    淡ピンク色、淡オレンジ色
    誕生石 3月
    石言葉  清純、優美、愛情

    モルガナイトに名前がついたのはつい最近のことで

    それまではピンクアクアマリンやピンクベリルと呼ばれていました。

     

    モルガナイトという名前をつけたのは

    アメリカの鉱物学者で後年ではティファニー社の副社長も務めたジョージ・フレデリック・クンツです。

     

    彼と親交のあった投資家であり宝石コレクターとしても有名だった

    ジョン・ピアポント・モルガン氏の名前からモルガナイトと名づけました。

     

    実はこの当時のクンツには

    すでに自分の名前をつけた宝石「クンツァイト」があったためモルガン氏の名前を使ったとか。

     

    ちなみに和名でも「モルガン石」と言います。

    モルガナイトは鉱物的にはアクアマリンやエメラルドと同じベリル(緑柱石)のグループです。

    モルガナイトの中でも透明度の高いものはジュエリーなどに加工されています。

    モルガナイトの価値とは?

    モルガナイトの最大の魅力はやはり可愛らしいベビーピンク色と透明度にあります。

    もちろん上の条件を満たしたうえで大粒であれば最高級品ということです。

     

    現在モルガナイトの中でも最高級品質のものが多く採掘されるのはマダガスカルです。

    ところで現在市場に出回っているほとんどのモルガナイトには加熱処理が施されています。

     

    これはモルガナイトの特徴でもあるピンク色をよりクリアに発色させるためですが、

    コレクターの中には加熱処理をしていないオレンジ色系のモルガナイトを好んで集める人もいるようです。

    モルガナイトのパワー

    モルガナイトにはその色が示すように愛情にまつわる力があるとされています。

    愛情を高めることで結婚運や円満な家庭を築くサポートをするとされることから、婚活時や結婚のお祝いなどに贈るといいでしょう。

    モルガナイトの手入れや保管方法

    モルガナイトは紫外線に当たり続けると退色する恐れがあります。

    日常的な外出などは問題ありませんが保管する際には紫外線が当たらないようにします。

     

    硬度は十分ありますので紫外線に気をつけるほかは

    通常通りのお手入れ(使用後は汚れを拭き取るなど)をすればいいでしょう。

    モルガナイトの相場

    モルガナイトはカラー・透明度・大きさ・加熱処理の有無などで大変価格に幅があります。

    宝石であれば1ct50,000円前後、パワーストーンであれば8mm玉一粒で2,000円前後が相場です。

     

    「宝石買取の世界・モルガナイト」のまとめ

    いかがでしたか?

    なんとも可愛らしいピンク色をまとっているモルガナイト。

     

    乙女心をくすぐられませんか?

    まだまだ宝石界では新人さんですので応援してあげましょう。

     

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  • モスアゲートの宝石価値・意味・買取価格や相場について

    今回紹介する石は手のひらの上で森林浴ができる石、癒しの緑色を持つモスアゲートです。

    緑色の宝石と言えばクリアな緑色が眩しいエメラルドや深緑色が印象的な翡翠などが有名ですが

    ぜひモスアゲートも加えていただきたいと思うほどキレイな石です。

     

    それではモスアゲートについて見ていきましょう。

    モスアゲートとはどんな宝石か?

    モスアゲート
    硬度 7
    緑色、白色、褐色
    誕生石 8月31日
    石言葉  富、繁栄、やすらぎ

    モスアゲートとは「モス(苔)」+「アゲート(瑪瑙・めのう)」という実にわかりやすい名前がついている石です。

    和名もそのまんま「苔瑪瑙(こけめのう)」です。

     

    透明もしくは白色の瑪瑙の中に緑色や黒色などの内包物が入っています。

    緑色以外の内包物はマンガンなどで緑色の内包物はクローライト(緑泥石)と言います。

     

    クローライトの入り方や量によって石の中に樹木の枝葉や森のような緑色の模様が見えるのです。

    眺めているだけで落ち着けるのはクローライトが作り出す深い緑色の世界ならではです。

     

    しかもこのクローライトが作り出す模様にはひとつとして同じものがありません。

    これこそが天然石の面白さであり魅力であると言えます。

    モスアゲートの歴史

    モスアゲートにはその色や模様から「豊穣」や「繁栄」の力があるとされ、古来から農耕民族の間ではとても大切にされてきました。

    農作物の豊作と一族の繁栄を守る石だと信じられていたのです。

     

    現代でも農家の人やガーデニングを趣味にしている人たちには人気が高い石です。

    モスアゲートの価値とは?

    一般的に緑色の宝石には癒しの効果があると言われていますが、モスアゲートも癒しの石として親しまれています。

     

    森林浴には疲労回復や心身のリラックスに効果があるとされていますよね。

    癒しの石・モスアゲートを身につけていると森林浴に出かけた時と同じような効果が期待できると言います。

     

    また先ほど述べたように同じ模様がひとつとしてないモスアゲートで作られたアクセサリーは世界でひとつだけのオリジナルなアクセサリーです。

    土いじりが好きな人はもちろん最近お疲れ気味な人への贈り物としても最適な石と言えます。

    モスアゲートの手入れや保管方法

    モスアゲートはとても丈夫な扱いやすい石です。
    硬度も十分ありますし日光などで変色するということもありません。

     

    普段のお手入れは柔らかい布で拭く程度、汚れが目立ってきたら水洗いをしてしっかりと自然乾燥させます。

    モスアゲートの相場

    モスアゲート8mm玉一粒は150円前後です。

    *参考サイト
    https://pascle.net/item/AGMSMT08

    「宝石買取の世界・モスアゲート」のまとめ

    いかがでしたか?

    手のひらの上で森林浴気分を味わえる緑色の模様が魅力のモスアゲートでした。

    ひとつとして同じ模様がないモスアゲート、あなただけのお気に入りのモスアゲートを探してみませんか?

     

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  • マグネサイトの買取価値や意味・相場について

    マグネサイトを一言で言うと「白いターコイズ」

    そしてパワーストーンのお店に行くとマグネサイトは「ハウライト」という名前で販売されているとか

    一体マグネサイトとはどのような石なのでしょうか?

     

    今回は正体がわかるようでわからないマグネサイトという石についてご紹介します。

    マグネサイトとはどんな宝石か?

    マグネサイト
    硬度 3,5~4
    白色、無色
    誕生石
    石言葉  純粋、平和

    マグネサイトは和名で「菱苦土石(りょうくどせき)」と言います。

    マットな白色の地にグレーの斑模様やラインが入っていて、ターコイズの白色版といった風情でもあります。

     

    硬度が低くて加工がしやすいために様々な石や金属と組み合わせて加工されている人気のパワーストーンです。

    マットな質感で色に染まりやすいためにマグネサイトを藍色に染めたものがラピスラズリやターコイズとして市場に出回っていることも珍しくありません。

     

    この場合のラピスラズリやターコイズは偽物ですが、中にはハウライト・ターコイズという染色済みということを明記して人気の石もあります。

    またホワイト・ターコイズという名前で出回っている石もそのほとんどがマグネサイトとされています。

    マグネサイトとハウライト

    ところで現在パワーストーン市場においてハウライトと名前がついているものはほぼマグネサイトです。

    もともとマグネサイトとハウライトは見分けがつかないほど見た目がそっくりな石です。

     

    ただし鉱物的にはマグネサイトは炭酸塩鉱物、ハウライトはケイ酸塩鉱物からできているのでまったく別ものと言えます。

    しかしハウライトが産出量の少ない高価なレアストーンであるのに比べ、マグネサイトは産出量も多く安定しており価格も安価です。

     

    そのためにいつの間にかマグネサイトはハウライトとして市場に出回るようになりました。

    今ではハウライトとはマグネサイトのこと、というぐらい普及しています。

    マグネサイトの価値とは?

    ラピスラズリやターコイズの偽物にされたりハウライトと呼ばれたり、

    なんだか可哀そうなマグネサイトですが今ではすっかりハウライトとして定着している感もあります。

     

    マグネサイトそのものの白色の美しさや、加工がしやすくほかの石との相性がいいこと、独特の質感などでとても人気があるパワーストーンと言えます。

    マグネサイトはデトックス効果が期待される石としても人気で「健康の石」と呼ぶ人もいるほどです。

     

    デトックス効果は肉体だけでなく精神にも作用するとされているので、ストレスがたまっていてお疲れ気味な人へのプレゼントにも最適です。

    マグネサイトの手入れや保管方法

    マグネサイトは硬度が低いので衝撃を与えないようにします。

    また日光や水にも弱いので日々のお手入れは柔らかい布で優しく拭く程度にして、直射日光が当たらないところで保管するようにして下さい。

    マグネサイトの相場

    一般的なマグネサイトは8mm玉一粒150円前後です。

    *参考サイト
    https://item.rakuten.co.jp/pascle/homt08/

    「宝石買取の世界・マグネサイト」のまとめ

    いかがでしたか?

     

    マグネサイトだけれどハウライト、ハウライトだけれどマグネサイト、
    というマグネサイトでした。

     

    質感といい色味といい魅力あるのですけれどね、マグネサイト。

    お店でハウライトを見つけたら心の中で「マグネサイト」と呼んであげて下さい。

     

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  • ペリドットの買取価格・相場・価値について

    今回ご紹介するのは透き通るような美しいオリーブグリーンを持つ宝石「ペリドット」です。

    石の内部から放たれる光の美しさは昔から多くの人々を魅了してきました。

     

    それではペリドットを見ていきましょう。

    ペリドットとはどんな宝石か?

    ペリドット
    硬度 6,5~7
    黄緑色、緑色、褐色、黒色
    誕生石 8月
    石言葉  幸福、平和、安心、夫婦の幸福

    ペリドットとは多彩な緑色のバリエーションを持つ宝石名のことです。

    和名は「橄欖石(かんらんせき)」、鉱物的には「オリビン」と呼ばれています。

     

    ペリドットは地球の上部を構成しているマントルの主要な成分としても有名です。

    宝石名「ペリドット」の語源は定かではありません。

     

    その代わりにペリドットは2つの別名を持っています。

    ペリドットの別名①イブニングエメラルド

    ひとつめの別名は「イブニングエメラルド」と言います。

    ペリドットは宝石の中でも高い屈折率を誇っていますが、その光がより美しく映えるのが夜の時間帯です。

     

    わずかな灯りに反射してキラキラと輝くペリドットの様子から

    イブニングエメラルドと呼ばれるようになりました。

    ペリドットの別名②ハワイアンダイヤモンド

    ふたつめの別名は「ハワイアンダイヤモンド」と言います。

    ハワイのマウイ島でダイヤモンドが発見されたということで現地の人々は大変喜びました。

     

    実はこの時にダイヤモンドと思われていたのがペリドットだったのですが

    ダイヤモンドに匹敵するくらいに輝く宝石ということを証明するような逸話ですよね。

     

    以来ペリドットのことをハワイアンダイヤモンドと呼ぶようになりました。

    ペリドットの歴史

    紀元前1500年にはエジプトでペリドットが採掘されていた記録があるほど長い歴史を持つペリドットです。

    その後ペリドットは11世紀から15世紀にかけて行われた十字軍の遠征でヨーロッパ各地に広がったとされています。

     

    中でも十字軍が訪れた紅海に浮かぶセントジョーンズ島は

    ペリドットの一大産地で3500年余りもの長い間ペリドットが採れていました。

     

    現在ではすでにセントジョーンズ島で、ペリドットは採れなくなってしまいましたが

    中世のヨーロッパ各地の教会では、ペリドットが内部の装飾などに使われています。

     

    中でもドイツのケルン大聖堂にある

    200ct以上のペリドットが埋め込まれた「東方博士の黄金の棺」は有名です。

    また多くの国々で王冠などの装飾に使われたということです。

    ペリドットの価値とは?

    ペリドットの価値は透明度と色味によって決まり、

    オリーブグリーンの色味が強いほど価値が高いとされています。

     

    特にそれらの条件を備えた大粒のペリドットは

    希少価値の高い宝石で大変高額な価格がつくことでも知られています。

     

    ところでペリドットはパートナー同士がお揃いで持っていると

    いつまでも円満な関係を続けられるとされています。

     

    また暗い世界に光を放つ性質から倦怠期のカップルが

    ペリドットを持つことで愛情の再確認ができるともされているそうですよ。

    ペリドットの手入れや保管方法

    ペリドットは日光や水にも強いので通常の手入れはしやすい宝石と言えます。

     

    ただし内部にクラックがある場合が多いため

    衝撃に弱く割れやすい性質ですのでぶつけたりしないように注意しましょう。

    ペリドットの買取相場

    宝石としても価値の高いペリドット

    パワーストーンとして出回る数が少ないため希少性が高く他の石に比べると高価な印象です。

    8mm玉一粒で3,000円前後します。

    「宝石買取の世界・ペリドット」のまとめ

    いかがでしたか?

    闇夜の中でキラキラと光を放つペリドット、美しいでしょうね。

    ぜひ愛する人とおそろいで身につけることをおすすめします。

     

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  • 世界的に有名なジュエリーブランド15選

    今回は女性の憧れの的であるジュエリーのハイブランドを国別にご紹介します。

     

    国別に分けてみると歴史や文化、宝石に対する考え方などが宝石のデザインにも表れているようで、違った面白さがありますよ。

    それではジュエリーブランドで巡る世界旅行へと出かけましょう。

    フランス発のジュエリーブランド

    フランスのジュエリーブランドには「伝統と格式」という言葉がとても似合います。

     

    100年200年と続いているブランドも珍しくなく

    日本では徳川家康が江戸幕府を開いて間もない頃に創業し400年以上続いているブランドもあるほど。

     

    またフランスをはじめとしたヨーロッパの宝石ブランドはデザインに凝った作りが多い印象です。

    ①メレリオ・ディ・メレー(Mellerio dis Meller)

    フランス最古の宝石ブランドメレリオ・ディ・メレーは、1613年イタリア出身のメレリオ家により創業されました。

     

    1777年にヴェルサイユで経営していた時の顧客には

    マリー・アントワネット、ナポレオンの妻ジョゼフィーヌ皇后などに愛され、ついにはフランス王室御用達に。

     

    フランスだけではなく、イタリアやオーストリアの王室でも御用達になり

    各国の王室の王冠(ティアラ)をはじめとしたジュエリーを作り続けています。

     

    独自のメレリオカットを施したコレクションは宝石の輝きを最大限まで引き出すとされ、人気が高い逸品です。

    公式サイト

    ②ショーメ(CHAUMET)

    1780年に創業、もともと顧客には貴族が多かったのですが、1802年にナポレオン皇帝により王室御用達となりました。

    ナポレオン皇帝は、戴冠式の時にショーメの宝飾品を身に着けて臨んだといいますから、どれほど惚れ込んでいたかがわかりますね。

     

    フランス王室をはじめ世界的な文豪である「ヴィクトル・ユーゴーやマルセル・プルースト」なども

    ショーメの顧客だったそうですし、ショーメの芸術的で美しいデザインのジュエリーは今も世界の王室やセレブ達に愛されています。

     

    ショーメのコレクションではナポレオン皇帝の妻、ジョゼフィーヌ皇后をイメージしたジョゼフィーヌ・シリーズが有名です。

    *公式サイト

    ③カルティエ(Caltier)

    カルティエといえばジュエリーよりも時計が有名ですが、そもそもは1874年に宝飾店としてスタートしました。

    各国の王室がカルティエを御用達にしていますが、中でもイギリス国王エドワード7世は「王の宝石商。宝石商の王」という言葉でカルティエを讃えました。

     

    今ではジュエリーにプラチナが使われるのは当たり前ですが、世界で初めてジュエリーにプラチナを使用したのがカルティエです。

    カルティエで根強い人気が続いているアイテムにはそれぞれの輝きが美しい3連のトリニティリングやLOVEコレクションなどがあります。

    *公式サイト

    ④ブシュロン(Boucheron)

    ブシュロンは世界でも屈指の高級宝石街フランス・ヴァンドーム広場で最初にオープンした宝飾店とされています。(諸説あります)

    1858年の創業以降、各国の王室をはじめエディット・ピアフなども顧客でした。

     

    宝石職人には彫刻家としても一流の腕前を持つ人が多く独創的で芸術性の高いジュエリーは世界中の人々を魅了しています。

     

    またブシュロンにはエアリー・セッティング、ミラー・セッティング、モザイク・セッティングなど

    数々のオリジナルなセッティング法があり、それらを活かしたキャトルコレクションをはじめ、

    ブシュロンのジュエリーは現代アート的ですらあります。

    *公式サイト
    https://jp.boucheron.com/ja_jp/

    ⑤ヴァンクリーフ・アンド・アーペル(Van Cleef&Arpels)

    ロマンチックなおとぎ話のようですが

    ヴァンクリーフ・アンド・アーペルは1896年に、宝石研磨職人の息子ヴァンクリーフと宝石商の娘アーペルが結婚して生まれたジュエリーブランドです。

     

    始まり方同様にブランドコンセプトもロマンチックな「愛・夢・美」となっています。

     

    人気のコレクションは幸福の象徴・四葉のクローバーをモチーフにした

    アルハンブラシリーズや雪の結晶をモチーフにしたスノーフレイクシリーズなどです。

     

    なお1933年には爪などを見せずに宝石を留めるミステリー・セッティングで特許を取得。

    高い技術力が自然を中心としたさまざまなモチーフのジュエリー製作を支えているのです。

    *公式サイト

    アメリカ発のジュエリーブランド

    アメリカでは婚約指輪を選ぶ際にいちばん重要視されるのが宝石の大きさ(ct)だと聞いたことがありますが本当でしょうか?

    しかしながら確かにアメリカのジュエリーは全体的なデザインよりもまずは宝石の品質にこだわりが強いようです。

     

    宝石を最大限に引き立たせるためのデザインスタイルが多い印象です。

    ⑥ティファニー(Tiffany&Co.)

    いまさら説明の必要がないくらいに有名な宝石店ですね。

    1837年に文房具などの雑貨店としてマンハッタンでスタートしたティファニー、1940年には代名詞ともいえるニューヨークの5番街に移転しました。

     

    ティファニーの名を世界中に広めたのは1961年に公開された映画「ティファニーで朝食を」です。

    オードリー・ヘップバーン演じる主人公が早朝のティファニーの前でウインドーを眺めながらパンを食べる姿はあまりにも印象的でした。

     

    そしてティファニーといえばあのティファニーブルーのケースです。

    創業者自らが考えたというティファニーブルーのケースは贈られて嬉しいプレゼントの象徴のようなものですよね。

     

    さらに創業者が残したとされる「人生にティファニーを」という言葉もいまなお生き続けています。

    創業年を刻印したティファニー1837コレクションシリーズ、1886年にティファニーが生み出した6本の立爪だけで石を留めるティファニー・セッティング

    1940年に発表されたオープンハートシリーズなど、時代を超えて今も多くの女性の憧れであり続けています。

    *公式サイト
    https://www.tiffany.co.jp/

    ⑦ハリー・ウィンストン(HARRY・WINSTON)

    最高級のダイヤモンドで作られる最高級ジュエリーは海外の有名セレブやハリウッドスター、日本の芸能界でも多くの愛用者がいることで有名ですよね。

    そんなハリー・ウィンストンは1932年に宝石商だった父親の跡を継いだハリー・ウィンストンによってニューヨークの5番街に設立されました。

     

    1943年のアカデミー賞授賞式には最優秀主演女優賞に輝いたジェニファー・ジョーンズに自社のジュエリーを貸与します。

     

    以来「スターたちのジュエラー」として今もアカデミー賞のレッドカーペット上では

    かならずハリー・ウィンストンのジュエリーを身に着けた女優たちの姿を見ることができます。

     

    ところで創業者のハリー・ウィンストンは「キング・オブ・ダイヤモンド(ダイヤモンドの王様)」と呼ばれています。

     

    それは長い年月の間に持ち主を不幸にするといわれてきた世界最大(45,52カラット)のブルーダイアモンド

    別名「ホープ・ダイヤモンド」による影響を唯一受けなかった人物であることも一因のようです。

     

    後にこのダイヤモンドはスミソニアン博物館に寄贈されていますが

    この話はダイヤモンドに選ばれた人間=ハリー・ウィンストンという評判を広めたといいます。

     

    ハリー・ウィンストンのジュエリーは芸術的なまでにダイヤモンドが美しく見えますが、その秘密は独特のセッティングにあります。

    このセッティングで作られたクラスターコレクションはダイヤモンドの魅力を最大限感じられるジュエリーといえるでしょう。

    *公式サイト

    イタリア発のジュエリーブランド

    モードの国イタリアのジュエリーはイタリアンジュエリーとして知られ親しまれています。

    古くからゴールドジュエリーの生産地であるイタリアのデザインは繊細でありながら大胆で個性が強い印象です。

     

    宝石と組み合わせる地金のデザインも凝ったものが多く芸術品のような存在感があります。

    ⑧ブルガリ(BVLGARI)

    1884年ギリシャ系イタリア人のソティリオ・ブルガリがローマに開いた

    宝飾店がジュエリーの世界的ブランド・ブルガリの始まりです。

     

    当初はフランス様式のデザインを採用していましたが

    次第に古代ローマ様式やギリシャ建築様式を取り入れた独特なデザインや大胆な色使いのジュエリーが有名になり

    ブルガリの名前は世界へと広がっていきます。

     

    ブルガリには有名なコレクションがいくつもありますが代表的なコレクションといえばB-Zero1です。

    イタリアのコロッセオにインスピレーションを受けて生まれたデザインだそうで、クラシックな感じと新しさが融合しているスタイルに魅了されます。

     

    ブルガリの支店は世界中にありますが中でも世界最大の旗艦店が日本の銀座タワー店です。

    ジュエリーの他にも時計や香水、バッグ、近年ではホテル事業やチョコレート業界へも参入しており

    ブルガリというブランドはまだまだ拡大途中のようです。

    *公式サイト

    ⑨ダミアーニ(DAMIANI)

    ダミアーニは1924年に創業、創業者のエンリコ・グラッシ・ダミアーニが作り出す

    見事な細工が施されたジュエリーはすぐに王室やセレブの間で人気となり

    今ではイタリアンジュエリーを代表するブランドのひとつです。

     

    その後もイタリアらしいデザインとそれを形にする宝石職人たちの高い技術力で次々と最高級のジュエリーを生み出し続けています。

    しかし、日本国内では店舗数が少ないこともあり、まだ日本での知名度はそれほど高くないようです。

     

    ダミアーニは1976年から続く宝飾デザインコンテストのアカデミー賞ともいわれる

    ダイヤモンド・インターナショナル・アワードを実に18回も受賞し続けています。

     

    18回の受賞は欧米ブランドでは最多受賞回数であり、このことからもダミアーニのジュエリーのすばらしさがわかります。

    ダミアーニのコレクションではさりげなくダイヤモンドを埋め込んだD.SIDEシリーズが結婚指輪としてとても人気があります。

     

    また複数の宝石を大胆に組み合わせたハイジュエリーの個性的なスタイルはこれぞイタリアンジュエリーといった感じです。

    *公式サイト

    日本発のジュエリーブランド

    日本が世界に誇る宝石といえば真珠です。

    世界最古の宝石といわれる真珠は「月のしずく」「人魚の涙」とも呼ばれ、遥か昔から多くの女性たちを虜にしてきました。

     

    しかし真珠は火山などで形成されるほかの宝石と違い海で採れる偶然の産物です。

    その真珠の養殖に世界で初めて成功したのが日本であり、真珠は日本を代表する宝石となりました。

    ⑩MIKIMOTO(ミキモト)

    1893年世界で初めての真珠の養殖に成功したのがミキモト創業者の御木本幸吉です。

    その後1899年銀座に御木本真珠店を出店、ロンドン、ニューヨーク、パリなど世界へと進出していきました。

     

    1924年には宮内省御用達になり以来ミキモトは宮廷宝飾店の地位にあります。

    1972年には社名をミキモトに変更、1986年には世界中のハイブランドが集まる

    パリのヴァンドーム広場に出店し世界的なジュエリーブランドとしてミキモトは愛されています。

     

    代名詞でもある真珠を使った「ミキモト・パール」コレクションは言うまでもありませんが

    ブライダルジュエリーや真珠以外の優雅で繊細なジュエリーのラインナップも豊富です。

    *公式サイト

    ⑪TASAKI(タサキ)

    1954年創業者の田崎俊作が神戸で真珠の養殖業を始めます。

    1956年には田崎真珠商会を、1959年には田崎真珠(株)として事業を展開していきます。

    1994年にはデビアス社のサイトホルダーを取得、2009年に現在の社名TASAKIに変更しました。

     

    TASAKIは真珠の養殖・加工・販売を行うとともにダイヤモンド原石の研磨技術の向上にも早くから取り組んでいました。

    高度なダイヤモンドの研磨技術はそれまで難しいとされていたダイヤモンドカットのExcellentクラスを量産させることになり

    ダイヤモンド業界に多大な影響を与えました。

     

    日本でただ1社だけのサイトホルダーとしてダイヤモンド原石の買い付けができるのも世界史高水準の技術と信頼があるからこそ。

     

    革新的なデザインのジュエリーからオーソドクッスなジュエリーまで多彩なシリーズがあります。

    日本らしい色合いが魅力的なサクラゴールドシリーズは

    TASAKIでしか出会えない桜色のジュエリーとしてとても人気のあるシリーズです。

    *公式サイト

    イギリス発のジュエリーブランド

    イギリスでは常に流行は王室とともにあり、ロイヤルファミリーが愛用するものはたちどころに人々の間に広がります。

    ジュエリーももちろん例外ではありません。

     

    今回は王室とのつきあいが長いブランドの中から2つ紹介します。

    ⑫デビアス(De Beers)

    デビアスはイギリスの政治家セシル・ジョン・ローズが1880年に当時支配下にあった南アフリカで設立した

    世界最大のダイヤモンド鉱山会社で、原石の採掘から流通・販売までを一手に取り扱い一時は

    世界のダイヤモンド産出量の90%ほどを占めていた大企業です。

     

    その後2001年にLVMHグループと合併し新たに作られたハイジュエリーブランドがデビアスです。

    社名が同じでややこしいですが、ダイヤモンドの価値をここまでに高めたデビアスが作り出すダイヤモンドジュエリーの数々は

    さすがのひとことに尽きるクオリティです。

     

    残念ながら日本の直営店舗は、2017年を最後に閉店してしまいましたが、オンラインショップや海外の店舗での購入はできますのでご安心を。

     

    [char no=”1″ char=”スーツ女性1″]ところでイギリス王室が所持していた世界最大545,67ctのダイヤモンドはデビアス社の鉱山から採掘され献上されたものだったそうですよ。大きすぎて想像もつかないダイヤモンドですね。[/char]

     

    *公式サイト
    https://www.debeers.com/

    ⑬ガラード(Garrard)

    ガラードはイギリス王室が長年愛用しているイギリスを代表するジュエリーブランドです。

    1735年に銀細工師のジョージ・ウィックスがロンドンに開いた宝石店が始まりです。

     

    1842年になると英国王室御用達に任命され、2007年までの160年ほどをクラウンジュエラーとして

    宝飾品・銀製品の製作や管理などにたずさわりました。

     

    しかし何といってもガラードの名を世界中に広めたのはロイヤルウエディングです。

     

    チャールズ皇太子がダイアナ元妃に贈った婚約指輪こそガラードが製作した12ctのサファイアリングでした。

     

    そしてダイアナ元妃が亡くなってから13年後、ガラードのリングは息子であるウィリアム王子から

    キャサリン妃へのプロポーズの際にふたたび渡されたことで世界中の注目が集まりました。

    [char no=”2″ char=”スーツ男性1″]このこともあってガラードのサファイヤはロイヤルジュエリーとして今でもとても人気があります。[/char]

    *公式サイト

    スイス発のジュエリーブランド

    スイスはジュエリーよりも精巧な高級腕時計を作り出してきた国、というイメージです。

    その時計作りの高度な技術がジュエリーにも活かされた独創的なデザインのジュエリーはいまや時計と並ぶほどメジャーになりました。

    ⑭ショパール(CHOPARD)

    ショパールは1860年にルイ・ニリス・ショパールによりスイスで創業されました。

    当初は時計製作がメインでしたが3代目の時代になりジュエリーの分野にも進出し、ショパールの顔ともいえるジュエリーウォッチが誕生します。

     

    またショパールの象徴であるハートとムービングダイヤモンドを組み合わせたコレクションは

    女性なら誰もが魅入られるほどの美しさと可愛らしさが共存した人気のシリーズです。

     

    ところでショパールはカンヌ国際映画祭のオフィシャル・パートナーであり、
    あの有名なパルムドールのトロフィーを製作しているのもショパールです。

    *公式サイト

    ⑮ピアジェ(PIAGET)

    ピアジェは1874年にスイスで時計師のジョルジュ・エドワード・ピアジェが開いた時計工房からスタートしました。

    ギネスブックにも掲載された世界一薄いムーブメントを作り出した高度な技術力を生かしてジュエリーの製作も始めました。

     

    時計製作で培われた高い技術はどんなに繊細なデザインでもジュエリーとして生み出し

    高級時計・ジュエリーブランドとしてピアジェは世界中のセレブに愛されるようになります。

     

    1990年に発表されたポセション・コレクションはフランス語で「所有」を意味し

    愛する人に所有(する・される)という意味からウエディング・ジュエリーとしてとても人気の高いシリーズです。

     

    ポセション・リングは二重になっているリングがくるくると回転するというものですが

    さながら時計の部品を見ているようで面白いですね。

    *公式サイト

    「世界的に有名なジュエリーブランド15選」まとめ

    いかがでしたか?

    世界的に有名なジュエリーブランドを国別に紹介してきましたが、やはりジュエリーにもお国柄が反映されているような気がしました。

    お気に入りのブランドは見つかりましたか?

     

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  • ヘリオドールの買取価格・相場・価値まとめ

    今回ご紹介する宝石は見ているだけで元気になれるヘリオドールです。

     

    黄色い色には希望や前向きなパワーというイメージがありますが、

    ヘリオドールのキラキラと輝く黄色にはまさにそんなパワーが満ち溢れているようです。

     

    それではヘリオドールを見ていきましょう。

    ヘリオドールとはどんな宝石か?

    ヘリオドール
    硬度 7,5
    黄色系、黄緑色系
    誕生石 7月30日
    石言葉  希望、輝く日々

    ヘリオドールの名前の由来はギリシア語の「太陽」や「太陽からの贈り物」です。

     

    ギリシア神話の中に出てくる太陽神の名は「ヘリオス」ですから

    ヘリオドールという名前はまさに太陽そのものを表しているようですね。

    ところでヘリオドールというのは宝石名です。

     

    鉱物的には「ベリル・緑柱石(りょくちゅうせき)」といい、ベリルの中で黄色系の石を総じてヘリオドールと呼んでいます。

    ヘリオドールは加熱処理されることでアクアマリンに変化します。

     

    とても人気があるアクアマリンが実はヘリオドールを加熱処理したものだった

    ということも多いようですが現在の鑑定技術では見分けることは困難だとされています。

    ヘリオドールの仲間

    ヘリオドールの中でも特に黄色みが強いものには「イエローベリル」

    黄金色のものには「ゴールデンベリル」という名前がそれぞれついています。

     

    宝石業界の中では

    ◎ヘリオドール(黄緑色)

    ◎イエローベリル(黄色)

    ◎ゴールデンベリル(黄金色)

    の3種はそれぞれ別の石である、とする意見もあります。

    トパーズの価値・買取相場について

    しかし、まだ明確な分類基準はなく別の宝石に区分するというのは難しいようです。

    ヘリオドールの歴史

    ヘリオドールはまだ歴史が浅い宝石です。

     

    初めて命名されたのは1910年頃で何千年も前から人類と共にあった宝石類の中にあって極めて新しい宝石といえるでしょう。

    (それ以前にも発掘はされていたようですが正式な命名などの記録はありません)

    ヘリオドールの価値とは?

    宝石質のヘリオドールは産出量が少なくレアストーンといえます。

    ヘリオドールの価値は大きさや透明度、色で決まります。

     

    同じ大きさで同じ透明度の3個の石のうち一番高値がつくのはゴールデンベリル、次がイエローベリル、最後がヘリオドールです。

    ヘリオドールの手入れや保管方法

    ヘリオドールは硬度もあり扱いやすい宝石です。
    通常の汚れであれば柔らかい布で拭き取る程度で十分です。

     

    ただひとつ気をつけたいのは保管場所。
    というのもヘリオドールは強い日光に当たり続けると退色することがあるからです。

     

    直射日光が当たらないような場所に専用の保管ケースなどに入れて保管するようにして下さい。

    ヘリオドールの相場

    通販市場などに出ているヘリオドールは数も少なくジュエリーに加工されている状態のものがほとんど。

    相場の比較が難しいですが、やはりゴールデンベリルには高値がついている印象です。

     

    *参考までにゴールデンベリルのルース15,91カラットで127,249円

    「宝石買取の世界・ヘリオドール」のまとめ

    いかがでしたか?

    見ているだけで元気になれるヘリオドールです。

     

    最近お疲れ気味で元気がない、という人に見せてあげたい宝石ですね。(買ってあげたいところですが・・・)

    太陽の光を集めたようなヘリオドールですが、太陽光を浴びすぎると退色することもありますので保管する場所には気をつけましょう。

     

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  • ブラッドストーンの価値・買取価格・概要まとめ

    ブラッドストーンは名前に「ブラッド・血」をいただくだけあって血のような深い赤色が不思議な模様を作り出している石です。

     

    和名では「血石(けっせき)」と言いますが、その他にも血星石、血玉石、血玉髄などとも呼ばれとにかく血推しな石です。

    それではブラッドストーンを見ていきましょう。

    ブラッドストーンとはどんな宝石か?

    ブラッドストーン
    硬度 7
    濃い緑色の地に赤色の斑模様
    誕生石 3月
    石言葉  勇気、救済、血流、子宝

    ブラッドストーンの由来はギリシア語の「ヘリオス(太陽)」と「トロポス(向く)」です。

     

    またブラッドストーンは「ヘリオトロープ」とも呼ばれていますが

    これはかつてエジプトのヘリオポリス近郊で多く産出されたことによります。

     

    鉱物的にはカルセドニー(玉髄)の中で赤いまだら模様があるものがブラッドストーンと呼ばれます。

    赤い斑模様は含まれている酸化鉄やジャスパーなどの作用であり、量の多少によって色味や模様が違うところが魅力です。

    ブラッドストーンの歴史

    ブラッドストーンには有名な逸話が残されています。

     

    イエス・キリストがゴルゴダの丘で磔によって処刑されたことは歴史上あまりにも有名ですが

    その十字架の足元にあった石にイエス・キリストの血が染み込んでブラッドストーンが生まれた、というものです。

     

    真偽のほどは確かめようもありませんが

    はるか昔から強力な魔除けの石や兵士たちの守護石として、大切にされてきたブラッドストーンには

    とてもふさわしいお話だと思いませんか?

    ブラッドストーンの価値とは?

    ブラッドストーンは血に関する名前が多くついていることからもわかるように、体内の血流に影響がある石とされています。

    血流が滞るのは万病のもとですし、血流が良くなることで精神的にも落ち着き集中力などが高まる力もあるとされています。

     

    集中力の向上は仕事の効率化にもつながるということで男性に人気が高い石のひとつです。

    また妊娠や出産にもいい影響があるとされていて、子宝に恵まれるようにという妊娠祈願のお守りや安産のお守りとして女性にも人気があります。

    ブラッドストーンの手入れや保管方法

    紫外線や水にも強いので特別なお手入れは必要はありません。
    使用後に乾いた布で汚れを拭き取って保管するようにしましょう。

    ブラッドストーンの相場

    ブラッドストーンは手に入れやすい価格帯のものが多い石です。
    8mmサイズで1玉150円ほどが主流です。

    「宝石買取の世界・ブラッドストーン」のまとめ

    いかがでしたか?

    ブラッドストーンを紹介しましたが、これほど血に関わる名前を持つ石は他にはないのではないでしょうか。

     

    血のような赤色は確かに妖しくて美しくて人をひきつける色ですし

    このストレス社会、血行不良には皆さんお悩みですからブラッドストーンをお守りとして身につけるといいかもしれませんね。

     

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