パワーストーンの世界で仕事運・金運に効果がある石として
真っ先に名前があがるのがタイガーアイではないでしょうか?
商売を成功させる石として実業家や会社経営者などに昔から好まれています。
色合いも落ち着いたものなので男性でも抵抗なく身につけることができます。
むしろ男性ファンの方が多いかもしれませんね。
タイガーアイというとあの茶色というか琥珀色を思い浮かべる人がほとんどだと思います。
しかし、青色や赤色、ピンク色など多彩なカラーバリエーションがあることはあまり知られていません。
今回は知っているようで知らないタイガーアイの世界です。
それでは早速見ていきましょう。
タイガーアイとはどんな宝石か?
タイガーアイ | |
硬度 | 7 |
色 | 茶色時に黄褐色、青色、赤色、緑色など多彩 |
誕生石 | 寅年の守護石・獅子座・山羊座の守護石 |
石言葉 | 危険から身を守る、仕事運・金運の上昇 |
タイガーアイの和名は「虎目石(とらめいし)」。
まさに読んで字のごとし、光の角度によって虎の目のように見える石です。
石の表面に浮かぶ「シャントヤンシー」や「キャッツアイ効果」と呼ばれる美しい光のラインは大きな魅力です。
そもそもタイガーアイは角閃石(かくせんせき)の1種で、クロジライトに石英が染み込んだ鉱物です。
本来は藍青色の色味をしていますが酸化作用により黄色や茶色になります。
その黄色や茶色になったものをタイガーアイと呼んでいます。
今ではタイガーアイというとこちらの色を思い浮かべる人がほとんどですよね。
カラーバリエーションが豊富なタイガーアイ
タイガーアイには天然でカラフルなものから人工的に加熱や染色、脱色をしたものまで様々なカラーバリエーションが存在しています。
現在、市場に出ているタイガーアイには
茶色・藍青色・赤色・黄金色・オレンジ色・ピンク色・紫色・緑色・ライトブルー・マリンブルー・黒色など
確認できただけで11色もありました。
これだけカラーバリエーションが豊富だと好みやTPOに合わせて選ぶ楽しみもありますね。
タイガーアイの歴史
古代エジプトでは神々の像の目にタイガーアイを用いていました。
また古代ローマでは聖なる霊力を授けてくれる護符として大切にされていました。
古代からタイガーアイには邪気を祓う強力な力があるとされ、その人気は現代にも通じています。
タイガーアイの価値とは?
アジア圏では昔も今も虎は神秘的な生き物として崇められ大切にされています。
同時にタイガーアイの名前の由来にもなった虎の目には「すべてのものを見通す力」があると信じられ人々に恐れられてきました。
すべてのものを見通す力=洞察力は商売をしていくうえでも必須の能力であることからタイガーアイを持つことで商売が成功する、とされています。
商売の成功はすなわちお金が儲かるということでもあることから、タイガーアイは仕事運と金運を高めるお守りとなりました。
アクセサリーの他にも加工がしやすいため彫刻品などのアート作品やオブジェなどにもよく用いられています。
販売のお仕事をしている人やこれから事業を起こす予定の人などへの贈り物にいかがですか?
タイガーアイの手入れや保管方法
タイガーアイは丈夫で扱いやすい石です。
紫外線による変色・退色の心配もありません。
通常のお手入れや保管方法を守り大切にしてあげて下さい。
タイガーアイの相場
楽天市場での販売価格は一般的なもので8mm玉200円、虎の目模様がはっきり出ていて光沢があるもので8mm玉500円ほどです。
「宝石買取の世界・タイガーアイ」のまとめ
いかがでしたか?
どこか神秘的な美しさのあるタイガーアイ。
カラーバリエーションが豊富なので男女を問わず人気が高いのですが、
特に落ち着いた色合いのタイガーアイはビジネスシーンで身につけていても邪魔になりません。
その辺りも男性に人気のあるところのようですね。