ファッションもメイクもごく控えめなのに輝くジュエリーを身に着けているだけでその人自身も輝いて見えること、ありますよね。

逆にファッションもメイクもバッチリなのにジュエリーがくすんでいると全体的に残念な印象になってしまうこともあります。

このようにジュエリーの輝きは着けている人の印象も左右しかねないほど重要です。

もちろん宝石を買取に出す際にも、お手入れが十分されていて美しく輝いている宝石とお手入れが悪くて輝き不足な宝石とでは天と地ほども違う金額になってしまいます。

ところで皆さんは宝石のお手入れを普段からきちんとしていますか?
せっかくの宝石の輝き、お手入れをサボって台無しにしていませんか?

お気に入りの宝石を長く愛用したい人も、愛用していた宝石を買取に出したい人も、お手入れ方法をきちんと守って宝石をキレイな状態にしておきましょう。

今回は宝石のお手入れ方法についてお伝えします。

宝石のお手入れ5か条

皆さんは外出先から家に帰ったら手洗いや入浴をしますよね。
着ていたお洋服も洗濯をしたりクリーニングに出したりしますよね。

では身に着けていた宝石はいかがですか?

身に着けるたびにきちんとお手入れをしていますか?
もしくは定期的にクリーニングをしていますか?

宝石には汗や皮脂、化粧品などの汚れが案外つくものです。
正しいお手入れをサボっていると宝石本来の輝きが徐々に失われてしまいますよ。

いつまでも美しく輝く宝石であるためには以下のお手入れを忘れずに行いましょう。

その1 身に着けたら拭く

宝石を外したらジュエリーボックスにしまう前に柔らかいキレイな布で拭きましょう。

専用のクロスなども市販されていますが、大切なのは身に着けたら必ず拭くという習慣をつけることです。

その2 汚れたら洗う

拭いても汚れが落ちない、くすんでいる、などの場合は洗います。

35℃くらいのぬるま湯に中性洗剤を数滴たらして毛質の柔らかいブラシなどでこすります。

この時表面だけではなく裏面も忘れずに洗いましょう。

洗剤が残らないようにすすぎは念入りに行い、最後は柔らかい布で水分を拭き取ります。

ダイヤモンド・ルビー・サファイアなどの硬度が強い宝石や、金・プラチナなどの地金だけのジュエリーは洗うのに適しています。

逆にエメラルド・マラカイトなどの宝石や真珠・珊瑚・琥珀などの有機物の宝石は絶対に洗ってはいけません。

またアマゾナイト・オパールなどの宝石は水に弱い性質なので洗わないほうがいいでしょう。

宝石ごとに性質が違うので洗う前に必ず洗っても大丈夫な宝石か、よく調べてから洗うようにしましょう。

判断がつかない場合は専門業者に問い合わせるかクリーニングをお願いして下さい。

その3 宝石は最後に着ける

宝石によっては化粧品やヘアスプレーの類がつくと変質してしまうものがあります。

宝石を着けるのは身支度の仕上げ・最後にしましょう。

その4 家事・食事・入浴前に外す

いつも身に着けていたい宝石ですが掃除の時の塩素系洗剤や、食事の時の酸性のもの(酢や果汁)、温泉などのお湯の成分、などで変質してしまうことがあります。

大切な宝石、その性質をよく知った上で時には外すことも必要です。

その5 正しい宝石の保管をする

宝石の保管はできればひとつずつジュエリーボックスに入れましょう。
もしくは仕切りのきちんとしたジュエリーボックスを利用します。

硬度の違う宝石同士を一緒に保管してしまうと傷がつきます。

また中には直射日光や高温多湿に弱い宝石もありますし、防虫剤の影響で宝石にダメージが出ることもありますので、ジュエリーボックスは通気性の良い直射日光の当たらない場所に置きましょう。

お手入れが宝石の買取価格に影響するのか?

いろいろと調べてみたのですが、買取価格に影響するとしている買取店もありますし、あまりこだわっていない買取店もありました。

ただ鑑定する側の人が見た時に「大切に扱われていた宝石」のほうが第一印象がよい傾向にはあるようです。

プロが見ると経年劣化している宝石でも大切にされていたかどうかは一目でわかるそうで、もちろん第一印象が良い宝石のほうが値付けもよくなるということです。

「宝石のお手入れ方法」まとめ

宝石のお手入れ方法を見てきました。

使うにしろ買取に出すにしろ、宝石の日々のお手入れはとても大切です。

宝石を大切に思う気持ち・お手入れが宝石の輝きに繋がっています。

 

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