ステンレスネックレスは錆びないって聞くけど、お風呂にもつけっぱなしでも大丈夫?
オシャレなネックレスをお風呂などにもつけっぱなしにしたい!
という人は多いです。入浴のたびに付けたり外したりするのも面倒くさいですしね…
ステンレスは”錆びにくい”金属のひとつです。
しかし絶対錆びないわけではありません。
取り扱い方によっては錆びることもあります。
そこで、この記事では下記のような疑問を解消いたします!
◎ステンレスネックレスはお風呂につけっぱなしでも大丈夫?
◎ステンレスネックレスは錆びないって本当?
◎もしステンレスネックレスが錆びた場合の対処方法は?
これからステンレスのネックレスを購入して、お風呂につけっぱなしにしようと検討されている方は、参考にしてみてくださいね。
ステンレスネックレスはお風呂に持ち込んでもOK
基本的にステンレスのネックレスは錆びにくい素材なので、お風呂に持ち込んでも問題はありません。
ですが、入浴剤やシャンプーなどの洗い残しが付いたままでいると、いくらステンレスでも錆びてしまう可能性があります。
お風呂から上がる前にシャワーなどの流水でしっかりと洗い流し、上がったあとはタオルなどで十分に水分を拭き取るようにしましょう。
また同じお風呂でも温泉の場合は、お湯の成分によって腐食が進んでしまうことがあるため、外してから入浴することをおすすめします。
お風呂に持ち込んでも錆びにくい素材とは
何も錆びに強い金属はステンレスだけではありません。まずはネックレスの素材として錆びにくい金属をご紹介しましょう。
ステンレス(サージカルステンレス)
錆びずアレルギーの出にくい金属として有名なのがステンレスです。
そもそもステンレス(stainless)とは「錆びない」を意味する言葉で、鉄にクロム・ニッケルなどの元祖を配合して造られた合金を指します。
鉄にクロムを混ぜることで、表面に激薄な酸化皮膜が張られ、水などによる腐食を防いでくれるのです。またニッケル・モリブデンと呼ばれる元素も耐食性を強めてくれます。
これらの元祖を配合しているおかげで、ステンレスはいつまでも錆びずに使い続けることができるのです。
プラチナ
貴金属の一種であるプラチナは、酸化しない希少な金属のひとつです。純度によっても異なりますが、高純度のプラチナは原則として錆びません。
ただし、プラチナ自体は硬度が低くアクセサリーなどには不向きな素材です。
そのため多くのアクセサリーに使われるプラチナには、硬さを上げるために何かしらの素材が配合されており、その配合された金属が錆びることはあります。
ゴールド・金
貴金属の代表格である金も錆びない金属です。
ただしこちらも純金でない限りは錆びる可能性があり、一般的なゴールドネックレスなどのアクセサリーは金合金で作られています。
チタン
チタンも錆びない純金属のひとつ。錆びない理由はステンレスと同様ですが、ステンレスが合金であるのに対して、チタンは純金属です。
そのため酸化皮膜の耐食性が強く、ステンレスよりも錆びにくいと言われています。
つまるところ、お風呂に持ち込んでも”絶対に錆びないネックレス”はほとんどないということになります。
ですが、お風呂に持ち込んだあとにしっかりとメンテナンスを行えば、長く愛用し続けることも可能です。
ステンレスネックレスが錆びてしまったときの対処方法
ステンレスネックレスが錆びてしまったときは、慌てずに錆び取りを行います。
軽い錆びであれば、中性洗剤や石鹸水で落とせるはずです。
もしそれでも落ちないようであれば、クレンザーや重曹に市販の酢を混ぜて磨いてみてください。酢がなければレモン汁でも構いません。
スポンジなどに染み込ませて、錆びの落ち具合を見ながら酢やレモン汁の量を調整しましょう。
これらの方法でも落ちないようであれば、買い替えるか錆び取りの専門家に相談してみるのも方法のひとつです。
まとめ
ステンレスネックレスは安価で手軽に入手でき、なおかつオシャレなデザインも多い素敵なアクセサリーです。
お風呂などにつけっぱなしで入ったとしても、しっかりお手入れをしていれば、いつまでも綺麗なまま楽しむことができます。
ぜひ色々なステンレスネックレスを見つけてみてくださいね!